ゆうなるなーるは、「共生」をテーマに、生き物や自然をモチーフとした絵画表現を続けている画家です。
東京を拠点に活動する作家は、自然の中に存在する関係性やつながりを、
やわらかな色彩と構成によって描き出してきました。

本展「富士と遊」では、日本を象徴する存在である富士山を題材に、
そこに息づく生き物や植物の世界が描かれます。
作家が初めて富士山を目にした際に感じた、その豊かさと美しさは、
制作の根底にある「共生」というテーマと深く重なり合うものでした。

タイトルに含まれる「遊(ゆう)」には、
“富士と遊ぶ(あそぶ)”、
“富士と結う(むすぶ)”、
“富士とYou(あなた)”
という三つの意味が込められています。

自然と向き合い、関係を結び、そして鑑賞者一人ひとりがその輪の中に加わること。
本展は、富士山を通して、生き物同士のつながりや、私たち自身も自然の一部であるという感覚を
静かに呼び起こす展示となっています。

作家プロフィール
ゆうなるなーる / Yuunaruna-ru / Painter
1998年大阪府生まれ。東京を拠点に活動。
「共生」をテーマに、生き物や自然をモチーフとした作品制作を行っている。

【主な展示・受賞歴】
2019年 
グループ展「折る、包む。展」(平和紙業/ペーパーボイス大阪・大阪)
2020年 
ターナーアワード2021 入選
企画展「ターナーアワード2021」(ターナー色彩東京支店、バックス画材・京都)
2021年
大阪芸術大学 芸術学部デザイン学科 卒業
大阪芸術大学卒業制作展2021 学長賞 受賞
オンライン美術館HASARD 企画展「じぶんいろのOhana展」
2023年 
企画展「GEISAI#22&classic」(東京ビッグサイト)
2024年 
グループ展「絵のある生活 Vol.32」(UPSTAIRS GALLERY・東京)ほか
2025年 
個展「Penguin Planet」(IDEALIDEA gallery・東京)

【SNS】
Instagram:https://www.instagram.com/yuunaruna_ru/