新居浜市出身で染色作家の加藤喜代美氏が永年収集された、19~20世紀のアンティークボタンをはじめとする15,000点の貴重なコレクションから、8,000点のボタンを展示公開いたします。
19世紀のヨーロッパでは、加工や型作りの技術が発達し、新しいデザインのボタンが次々と生まれます。使用される素材も多岐にわたり、多彩な装飾や加工が施されました。さらに19世紀後半から20世紀にかけて、様々なプラスチックが発明され、素材の特性を生かしたカラフルでユニークな形のボタンが製作されるようになりました。

本展では、主にヨーロッパで製造された、ガラス、シェル、メタル、陶磁器、セルロイド、ベークライトといった多様な素材の美しく愛らしいボタンや、海外輸出用に日本で製造された薩摩焼のボタンもご紹介します。
ボタンが映し出すその時代の文化や技術、美意識に思いを馳せながら、小さな芸術の世界をご堪能ください。