島田市では現在、150年ぶりに川会所を移築する事業を実施しており、この重要な取り組みに関連して、江戸時代の街道交通にまつわる貴重な遺産を紹介する収蔵品展を開催します。 川会所は、大井川を渡る際の交通を支えた要所であり、安政3年(1856年)に建築された鬼瓦やその他の調査成果を今回新たに解説します。また、この川会所は、島田宿や金谷宿の文化的発展と密接に関わっており、全国的にも類を見ない、江戸時代の徒渉制による川越文化の中心的存在です。 展示では、島田市文化財保存活用地域計画の関連文化財のストーリーのひとつとしている「川越の鼓動、宿場の賑わい」をテーマに、大井川と街道交通の歴史を掘り下げます。具体的には、川越制度や川留文化、さらに出土遺物を通じて江戸時代の地域文化を紐解きます。