平林孝央は宇宙に存在する生命の循環などをテーマに、様々なものが行き交い循環する「境界」や「交差点」を往来する象徴として少女を描いてきました。

現在は、引き続き、宇宙の法則(生命の循環)というテーマをもちながら、心癒される美しいものに囲まれた生への憧れと人間の活動によって覆い隠された美しい生命/存在を見出したい、との動機から主に実在の自然の風景を描いています。
作家は自身が描く風景画を、写実画ではなく“風景に見える美しい色の響き合い”あるいは“風景のような抽象画”と捉えています。
鑑賞者に、現代の生活の喧騒から離れた心身が休まるイメージを提示したいとの思いを持ち、鑑賞者が自然体で向き合えるような絵を目指しています。

また、自身の表現手法である油絵の技法・画材と向き合い、その魅力を発揮するべく研鑽し写真にはない絵画の魅力を追求しています。
この機会に是非ご高覧ください。