江戸時代の大坂では、士農工商といった枠組みを超えて文化が生み出され、そして享受され、長き平和と町人層の台頭により人々が楽しむことを目的とした「遊興文化」が発達しました。
本展は、大坂の遊興について、名所、芝居、花街の3つの章で構成し、その豊かな文化を紹介します。
 展示品は、関西大学図書館を中心に、関西大学なにわ大阪研究センター、関西大学東西学術研究所など、すべて本学に所蔵されている作品112点です。特に、図書館の所蔵品は、数々の展覧会に出品してきた大坂画壇の名品をはじめ、国文学研究資料館「国書データベース」にも登録されていない書籍や浮世絵、摺物や一枚摺なども多く、本展によってその存在を広く知っていただく機会となります。
 なお、本展は、関西大学なにわ大阪研究センターにおける【公募研究班】「近世大坂の遊興文化と出版の研究―名所・芝居・花街を中心に―」(2024~2025年度)の研究成果を公表するものです。