高崎市山名町に所在する金井沢碑は、上野三碑のひとつとしてユネスコ「世界の記憶」に登録されています。その碑文には「神亀三年丙寅二月廿九日」と建立の年紀が刻まれており、奈良時代の上野国において、一族が仏教の教えによって結束することを誓った内容が記されています。
令和8(2026)年の春に建立1300年を迎えることを記念して、最新の研究内容にも触れながら、長く地域の人々に守られ大切にされてきた金井沢碑の価値を改めて発信します。さらに群馬県地域における仏教文化の広まりについて、古代仏教関係の出土遺物を中心に紹介します。