naka屋は、少女の姿をモチーフに、
日常のなかに潜む感情の揺らぎや不安を描く作家です。
本展「Gloomy Wednesday」では、一週間という時間の流れのなかで、
感情が徐々に身体へと滲み出していく過程を扱う。

はじまりは、穏やかな日常。
わずかな違和感が生まれ、
それは次第に「理由のない不安」として意識に現れる。
その不安は、足の震えや痛み、熱といったかたちで身体に現れ、
目に見えない感情が、確かな存在として立ち上がっていく。画面に描かれる少女はどこか曖昧で、感情と身体のあいだを漂う存在のようにも見える。

ラフな線、にじみ、塗り重ねられた色彩。
そこには、揺らぎや不安の痕跡がそのまま留められている。
また本展では、平面作品に加え、立体や空間的な要素を取り入れた展示も予定しています。
言葉にならない感情の変化と、静かに向き合う時間となります。