守一は若い頃からよく写生旅行に出かけ四季折々の自然風景を描いていました。街並みやそこで生活する人々を描くことはありませんでしたが自然の一瞬一瞬の情景が描かれる対象でした時には野良で作業する人物やのんびり草を食む山羊、牛等も描かれました1932年に当時周りは畑ばかりの所にアトリエ付きの家を建て敷地の南側の一画で好きな草花を植え花を楽しみ野菜等も育てました。やがて敷地の周りに生垣が出来、門柱が立ち門扉が付けられ様々な樹木が育ち守一の庭が出来てきました1956年に軽い脳卒中の発作を起こしてからは旅に出る事はなくなりましたが風景画はアトリエで生涯描き続けました。また庭を中心とした生活の中で庭の草花やそこに住まう小さな生き物たちを描くことが多くなりました今回は守一が若い頃から晩年まで描き続けた風景画と庭で描いた花の作品を中心に展示します