「人生は旅のようなもの」とよく言われます。

自分で目的地を決め、そこに向けてさまざまな方法で進んでいく。
そして、その道中には良いことも悪いことも予期せぬことがたくさん起こります。

たしかに人生も旅も似ている点が多くあります。
私たちは旅を通して、いろいろな出会いや経験をします。
さらに最近ではインターネットで、旅するように現地のことを調べることができたり、その地域の食べ物や物産品もお取り寄せすることもできます。

そう考えると、旅の面白さは現地の時間に限らず、自分自身で想像することや誰かの思い出を見たり聞いたりすることなど、さまざまな旅の楽しみ方があるのかもしれません。

本展では、いろいろな旅の形を表現する6組の作家を紹介します。

ある作家は旅した場所で制作したり、旅の記憶から創造したり、ある作家は行ったことない場所を調べたり想像したりしながら制作しています。
作家の頭のなかを旅するように作品と向き合い、個と個で異なるこれまでの旅やこれからの旅、そして日々の生活をコトコトと続く旅のように想像する時間になればと願います。