康花美術館
- 更新日
- 2024年02月27日
この美術館が開館して間もないころぼくは訪れ、強い思いに打たれた。絵を描くことを生業としている自身の足元が揺らぐ感覚にとらわれたのだった。卓越とした表現のもと、生きていることの不安と苦悩がこれほど深く描かれた作品に近年触れていなかった自身の考えの浅さと軽さに打ちのめされたのである(「週刊新潮」表紙絵画家・成瀬政博)。
30歳で夭折した画家が描く闇と光と魂の画業と人生を知ったとき、打ちのめされて、しばらく彼女のことで頭いっぱいだった」(大竹永明『市民タイムス』より)
390-0872 長野県松本市北深志二丁目1-27