Group Exhibition「あの空間・場所について」

更新日
2026年02月22日

カルーセル

  • Group Exhibition「あの空間・場所について」

【展示について】
深夜の廊下、使われなくなった施設、照明だけが点くホテルのロビーー
「誰もいない空間」に宿る不安や違和感としてインターネット上で広がった「リミナルスペース (Liminal Space)」は、根源的な恐怖と、説明のつかない奇妙な郷愁を同時に呼び起こす。「The Backrooms」に端を発し、ヴェイパーウェイブ(Vaporwave)の影響を一部受けながら育ったこの概念は、
2020年前後の欧米での爆発的な流行から5年以上が経ち、日本でも一般化している。人が写っていないのに記憶だけが定着している風景。その無人性の中にこそ、得体の知れない親密さが息づいている。

しかし、現在のインターネット上には、原理的なリミナルスペースー純粋な「不気味の谷」的な恐怖ーからはみ出した空間も無数に生まれている。穏やかで、どこか温かな空白、あるいは安心できないのに捨てがたい空虚感、それらはもはや厳密なリミナルスペースとは異なるが、確かに「あの空間・場所」として共有されている。

本展では、そのような「あの空間・場所」について、微風ゾーンこと Tsudio Studio、アシアタ、COR!S、ミヤオウの4名の作家が、写真・映像、イラストレーション、そして音楽を通じてそれぞれの解釈を提示する。参加作家のうち3名は音楽家としても活動しており、音と視覚の往還のなかで、"場所の残像”を聴覚的にも立ち上げていく。

かって「不気味な空白」として語られた空間が、いまや「親しみのある無人性」へと変化している。
その変遷は、ネットカルチャーの成熟でもあり、私たち自身の感覚の変化でもある。
ーリミナルスペースとは結局、私たちがいまどこに「いる」と感じているのかを問う鏡なのかもしれない。

【概要】
展覧会名:Group Exhibition「あの空間・場所について」
会場:SHUTL
会期:2026年3月6日(金)~3月22日(日)
※3月22日(日)はイベント開催日となります。
※3月22日(日)に開催するイベントの詳細は後日、SHUTL EXHIBITIONページにてお知らせいたしますのでご確認ください。
入場料:500円(税込)/SHUTLオリジナル INCENSE付き入場チケット 1500円(税込)
※チケットはArtsickerにて3月上旬頃発売予定
https://artsticker.app/events/120485
OPEN:月・木・金・土・日祝
CLOSE:火・水

【企画】
主催:松竹株式会社
共催:株式会社マガザン
企画協力:keshik.jp

【参加作家】
微風ゾーン/ Bifuu_ZONE
アシアタ/ A_CID_A_TAC
COR!S
ミヤオウ/meow

開館時間
13:00-19:00
休館日
火曜日・水曜日
住所

104--004 東京都中央区築地4丁目1−8

公式サイト
https://shutl.shochiku.co.jp/exhibition/liminalspace_exhibitoon/
公式SNS
お問合せ先
sh_info_shutl@shochiku.co.jp