【東京】日本のグラフィック・デザイナーと版画

「グラフィック・デザイナー」という言葉が日本で知られるようになったのは、戦後復興期にあたる1950年代。1951年に全国規模のデザイナー団体である日本宣伝美術会が設立し、同時に広告代理店ライト・パブリシティが創業、さらに1959年には日本デザインセンターも発足しました。

青年期に終戦を迎えた若きグラフィック・デザイナーたちは、「チームワークと無名の行為」を求められる広告の仕事と異なり、自らの個性を存分に発揮できる「版画」に強い関心を示しました。

本展では、永井一正、横尾忠則、和田誠らを中心に、戦後から現代にかけて活躍してきたグラフィック・デザイナーの版画と関連資料が、約40点紹介されています。

＜主な出品作品＞
永井一正《作品C》（1968）、和田誠《チャーリー・チャップリン》（1998）、福田繁雄《犬》（1982）
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会期：2024/03/13（水）〜2024/05/26（日）
会場：町田市立国際版画美術館 （東京都町田市原町田4-28-1）
開館時間：平日：10:00〜17:00、土日祝：10:00〜17:30（入場は閉館30分前まで）
休館日：月曜日（4/29、5/6は開館）、4/30、5/7
入場料：無料
公式サイト：https://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2024-546