北陸から新たな工芸を発信する「GO FOR KOGEI」。今年は37名(15名+4組)のアーティストによる、工芸・アートの展示とイベントが開催されます。
2024年のテーマは「くらしと工芸、アートにおける哲学的なもの」。アルチザン、クラフトマン、デザイナー、アーティストが集まり、素材、技法、用途、表現といった近代工芸の特徴に改めて着目し、今日の多様な工芸と隣接するアートを紹介します。
会場は、昨年からの継続となる岩瀬エリア(富山市)に、新たに金沢市の東山を加えた2つのエリア。岩瀬エリアでは、GO FOR KOGEI がこれまで取り組んできた、町並みや風景を生かしたサイトスペシフィックな作品展示をさらに深化させ、地域の食文化や暮らしと、工芸、アートが溶け込む特別な時間と空間を提示。東山エリアでは、「もの」と「こと」が織りなす5つのプロジェクトを展開し、工芸のもつ実用性や身体性、その背後にある歴史文化や自然環境、地域性など、多様な価値を体感することができます。
<参加アーティスト>
赤木明登×大谷桃子、石渡結、磯谷博史、伊能一三、岩崎努、岩村遠、柿沼康二、川合優×塚本美樹、サリーナー・サッタポン、澤田健勝、釋永岳、五月女晴佳、竹俣勇壱×鬼木孝一郎、舘鼻則孝、外山和洋、松山智一、三浦史朗+宴 KAI プロジェクト、八木隆裕、安田泰三
関連イベント
■能登のうつわで食べる能登栗のモンブラン
能登産の和栗を使って、香りと風味を生かした製造・提供方法を追求する和栗専門カフェ・和栗白露(わぐりしらつゆ)。能登・輪島に工房を構える赤木明登が同店のために制作した漆のうつわに、金沢を拠点とする金工作家・竹俣勇壱のナイフ・フォークを添えて、2種類のモンブラン「榛摺(はりずり)」と「金茶(きんちゃ)」を提供します。
日時|2024/9/14(土)〜10/20(日)10:30〜17:00(L.O. 16:30)
会場|和栗白露
料金|榛摺2,750円、金茶1,980円
参加作家|赤木明登、竹俣勇壱
*詳細はこちらをご覧ください。
会期:2024/9/14(土)〜2024/10/20(日)[37日間]
開館時間:10:00〜16:30(最終入場16:00)
会場:富山県富山市(岩瀬エリア)、石川県金沢市(東山エリア)
休場日:沙石(火曜)、SKLo(水曜)ほか会期中無休
入場料:共通パスポート
一般=2,500円(前売り券 2,000円)
学生(大学生・専門学生)=2,000円(前売り券 1,800円)
*共通パスポートでは、会期中全ての展示会場を1回ずつ鑑賞できます。
*障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)と高校生以下は無料です。
*エリア内の展示会場を1回ずつ鑑賞できる「エリア別1DAYチケット」は、会期中に販売します。
*詳細はこちらをご覧ください。
総合監修・キュレーター:秋元雄史
主催:認定NPO法人趣都金澤、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
問い合わせ先:GO FOR KOGEI事務局
E-mail:info@goforkogei.com
公式サイト:https://goforkogei.com