長野県立美術館の「アートラボ」にて、2024年度の第Ⅱ期展覧会として「冨長敦也 石の見る夢」が開催されています。

本展では、「人間」をテーマに石をつかって様々な人間を彫り続けてきた冨長による《Ninguen》シリーズ、水の流れのように石の角を丸め、球状にする《Sphere》シリーズの新作を展示予定。

また、2000年前後に制作したコラグラフ版画作品も合わせて展示し、冨長がひとりの人間として自然とのかかわり方を表現します。

視覚以外の感覚もつかった鑑賞が可能な「ラボラトリー(実験室)」を目指す「アートラボ」では、一部作品をのぞき、手で触れて鑑賞することができます。
*ふれる作品鑑賞方法について、詳細はこちらをご覧ください。

<冨長敦也>
大阪府大阪市生まれ。1986年金沢美術工芸大学大学院修了。能勢黒御影石石切場(大阪府豊能郡)にて制作を始める。1997年ポーラ美術振興財団在外研修助成を受けイタリアに滞在、制作。(~98年)2013年Love Stone Projectを世界各地で活動開始。第25回UBEビエンナーレ現代日本彫刻展にて大賞受賞、国内外で個展。2021年よりLove Stone Project-Naganoを長野県立美術館にて実施。

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アーティストトーク
日時|2024/9/22(日・祝)13:30~15:00頃
会場|長野県立美術館 本館1階 交流スペース
登壇者|冨長敦也(彫刻家)、木内真由美(長野県伊那文化会館 学芸員)、青山由貴枝(長野県立美術館 学芸専門員)
定員|20名程度(申込不要、当日先着順、入退出自由)
*詳細はこちらをご覧ください。

会期:2024/07/27(土)~ 2024/10/27(日)
会場:長野県立美術館 アートラボ(長野県長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣))
開館時間:9:00~17:00(展示室入場は16:30まで)
入場料:無料
主催:長野県、長野県立美術館
公式サイト:</ahttps://nagano.art.museum/exhibition/artlab_tominaga2024