「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」の3つのテーマを軸に、アーティストが公開制作やワークショップをして空間を作り上げていく「つくりかけラボ」。第16弾のアーティストは、金川晋吾です。

本プロジェクトでは、金川が生まれてから現在までの自分が写った写真を選び、並べ、語り、書くワークショップを行ない、写真を媒介に「わたしにとっての自分/他人にとっての自分」を見つめます。写真は、写っている人や撮った人、それを見る人との関係性において、さまざまな距離感を与えます。個人に紐づいた写真を広く共有することで、どのような印象や感情が生まれてくるでしょうか。

<金川晋吾>
1981年京都府生まれ。2006年神戸大学発達科学部人間発達科学科卒業。2015年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。自身の親族や同居人など、身近な人々やその生活を撮影し、自己と他者の関係性を探る作品を手がける。写真には日記やテキストを添え、言葉での表現も精力的に行なう。主な著作は『father』(2016)、『長い間』(2023)、『いなくなっていない父』(2023)など。主な展覧会は、「長い間」(2018)、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(2022)、「祈り/長崎」(2024)など。

会期:2024/10/12(土)〜2025/01/26(日)
会場:千葉市美術館 4階 子どもアトリエ(千葉県千葉市中央区中央3-10-8)
休館日:11/5(火)、11/11(月)〜11/14(木)、12/2(月)、12/29(日)〜1/3(金)、1/6(月)
観覧料:無料
主催:千葉市美術館
公式サイト:https://www.ccma-net.jp/exhibitions/lab/24-10-12-25-1-26/