東京藝術大学大学美術館にて、国際芸術創造研究科の学生がキュレーションする展覧会「音はいつ、音になる?」展が開催されます。
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日常生活において、音はどこにでも存在しています。しかし私たちは「聴いて音を経験する」まで音を認識できません。認識されていなかった音に気づき、耳を傾け、「音」と認識するまで―「音はいつ、音になる」のでしょうか?
本展覧会は藝大の学生・卒業生4名のアーティストを招聘し、「音」に焦点を当てます。作品は、ブランコやキャンバスなど身の回りの道具、身体で感じるモノとの摩擦や、壁を打ったときの響きを通して、音を認識するきっかけをつくります。そしてこれらの作品にあなたが関わることで、隔たっていたはずの空間やモノの輪郭は曖昧になり、聴こえるものが変化していくような体験が生まれます。
本展覧会に来場されるときには、作品と空間に参加してみることをおすすめします。触れたり鳴らしたりして作品を聴き、同じ空間で他の来場者とその経験を共有してみることは、意識されなかった音との出会いにつながるはずです。本展で、あなたがさまざまな音を新しく聴く方法を経験されることを願います。
(公式サイトより)
<出展作家>
河端望夢、桒原幹治、北條知子、渡辺忠典
<キュレーター>
リ・アンチー、谷口 明日香、ガーダ・ハディル・ベン・フレッジ、カトリン・ブジョーグ・グナースドッター、ロシオ・クロズ・トランゾ
<メインビジュアル・デザイン>
嶋村圭太
会期:2025/03/20(木)~2025/04/06(日)*開館日:木・金・土・日
会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館2階(東京都台東区上野公園12-8)
開館時間:10:00〜17:00
入場料:無料
主催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科
共催:一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン
公式サイト:https://ga.geidai.ac.jp/2025/02/13/when-does-sound-become-sound/