神奈川・相模原市民ギャラリーにて、相模原市出身の写真家・江成常夫の写真展「沈黙の伝言 戦後80年 沖縄戦・ガマ 被爆・ヒロシマ ナガサキ」が開催されます。

江成は、半世紀にわたり「負の昭和」をテーマに制作を続けてきました。その活動は、深い鎮魂の念のもと、戦火で失われた声なき声を代弁し、戦争の災禍を現代に伝えるものです。

戦後80年の節目に開催する本展では、沖縄戦で凄惨を極めたガマ(自然洞窟)とそこに残された遺品の写真、そして、原子爆弾が投下された広島・長崎の被爆者たちのポートレートが展示されます。

<江成常夫>
1936年相模原市生まれ、在住。
毎日新聞社に入社した後、1974年に同社を退社しフリーランスの写真家となる。
一貫して「戦争の昭和」に翻弄された人々の声を代弁し、昭和史を問い続けている。
木村伊兵衛賞、土門拳賞、毎日芸術賞などを受賞。
2019年から2024年にかけて、テキサス大学付属「ドルフ・ブリスコー米国史センター」に複数の作品が所蔵された。

関連イベント

■江成常夫によるギャラリー・トーク
日時|8/9(土)14:00〜15:00

■フォトシティさがみはら25周年記念対談
日時|8/24(日)10:30〜12:00
登壇者|江成常夫、伊藤俊治(東京藝術大学名誉教授)
*詳細はこちらをご覧ください。

会期:2025/08/02(土)~2025/08/24(日)
会場:相模原市民ギャラリー(神奈川県相模原市中央区相模原1-1-3 セレオ相模原4F)
開館時間:10:00〜18:00(最終入場は17:50まで)
休館日:水曜日
観覧料:無料
主催:相模原市(相模原市民ギャラリー)
公式サイト:https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kankou/bunka/1022291/1033259.html