東京と京都にて、建築展「SDレビュー2025」が開催されます。

「SDレビュー」は、実際に「建てる」という厳しい現実のなかで、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。

1982年に建築家・槇文彦の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会として開催されており、今年で第43回を迎えます。

東京展は代官山・ヒルサイドテラスにて9月19日(金)から、京都展は京都工芸繊維大学 美術工芸資料館にて、10月3日(金)から開催予定です。詳細は下記および公式サイトをご覧ください。

■審査員
青木淳、冨永祥子、満田衛資、増田信吾

■入選作品(計12作品)
・「モナステリーディスティラリー」石飛 亮+東郷拓真
・「スクラップ・アンド・リファイン」大庭拓也+茅原愛弓+北潟寛史+橿渕 開
・「還る墓」小野直輝
・「廃墟の上棟」神本豊秋+能村嘉乃+筒井祥平
・「白樺の森のヴィラ群」桐 圭佑
・「スハープスコーイ A Gathering Place for People」グリアー・ハナ・ハヤカワ+ヘクター・バランテ・モンテス
・「暮らしの拡張基地 職住混在の重伝建建築物を守り、使い、ひらく。」佐藤布武+佐藤あゆ+森本莉央+伴 拓実+池田裕太郎
・「House in Leersum」シモン・グリフィン+鶴田 航+上林修司
・「竜泉寺の門」畑 克敏+足立拓哉+深澤愛佳+深澤創一+梅村 樹+田中碧衣
・「八幡野の小屋」原田雄次
・「時を纏う橋の町屋」降旗範行+酒井千草
・「旧吉野小プロジェクト」村山 徹+加藤亜矢子+塚越竜也+二又大瑚

関連イベント

■「ブルータリズムの時代と世界 スミッソンと篠原一男」
日時|2025/9/20(土)19:00〜20:30(開場18:30〜)
会場|ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム
登壇者|江本弘×小倉宏志郎
参加費|無料(要申込。9/1正午より受付開始)
*詳細はこちらをご覧ください。

【東京展】
会期:2025/9/19(金)〜2025/09/28(日)
開館時間:11:00〜19:00(最終日は16:00まで)
会場:ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8)
休館日|会期中無休
【京都展】
会期:2025/10/3(金)〜2025/10/25(土)
開館時間:10:00〜17:00(最終日は16:30まで)
会場:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館(京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町)
休館日|10/18(土)・日曜日・祝日は休館
主催:鹿島出版会
公式サイト:https://kajima-publishing.co.jp/sdreview/