山梨県富士吉田市を舞台に、テキスタイルと芸術が融合する布の芸術祭「FUJI TEXTILE WEEK」が開催されます。

「FUJI TEXTILE WEEK」は、1000年以上続く織物の産地でもある富士吉田市の産業の歴史を根底に、伝統産業および地域活性を目的として2021年よりスタートしました。

2025のテーマは「織り⽬に流れるもの」。今年は国内外から十数組のアーティストが参加し、織物工場や倉庫、商店街の建物などが展示会場として生まれ変わります。さらに、富士吉田にあるアーティストレジデンスや、企業との連携によって実現した企画「ふじみちアーツ」を通して、国内外のさまざまなアーティスト・デザイナーが参加しています。

<出展作家>
相澤安嗣志、安野谷昌穂、齋藤帆奈、柴田まお、鈴木マサル ほか
*作家一覧はこちらをご覧ください。

コンテンツ概要

■YAMANASHI TEXTILE SHOP
これまで富士吉田・西桂の織物工場とさまざまな形でコラボレーションをしてきたアーティストやデザイナーたちによる、「テキスタイルプロダクトショップ – YAMANASHI TEXTILE SHOP」がメイン会場の旧山叶2Fにて特設オープン。現代的なデザインと伝統技巧が融合して生まれたさまざまなテキスタイル雑貨が購入できます。

■MEET WEAVERS SHOW
主にショップのバイヤーやホテルのインテリア企画、ファッションデザイナーを対象とした、BtoB向け展示会。産地の様々な織物工場で作られている製品や生地を展示して、商談の場が設けられています。

■coconogacco
デザイナー ⼭縣良和が主宰するファッションを学ぶ学校「coconogacco(ここのがっこう)」や、インディペンデント系書店などとのジャンルを超えたコラボレーション企画を計画中。

■KYODO PROJECT
2022年よりはじまった、国外のデザイナーと織物工場のデザインコラボプロジェクト。2025年の万博では、同プロジェクトをきっかけに生まれた巨大カーテンがオランダ館にて展示されました。今年は、オランダ、フランス、台湾のデザイナーと共に、産地の技術を集結して生み出した多種多様なデザインプロダクト展示予定です。

■UMPLUM プラハ工芸美術大学展
2023年のスタジオゲオメトルの作品誘致を皮切りに始まったチェコとのテキスタイル交流。今回、チェコセンター東京の協力によりプラハ工芸美術大学の学生たちの作品展示が実現しました。

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会期:2025/11/22(⼟)〜2025/12/14(⽇)
会場:⼭梨県富⼠吉⽥市下吉⽥本町通り周辺地域
休館日:11/25(⽕)、12/1(⽉)、12/8(⽉)
入場料:一般=2,500円、学生=2,000円
主催:⼭梨県富⼠吉⽥市
公式サイト:https://fujitextileweek.com