
府中市美術館にて、2000年の開館当初から開催されているアーティストによる公開制作。第94回は、美術家 石川卓磨による公開制作が行なわれます。
石川は、写真は瞬間を切り取り、断片的な時間を示すという捉え方に疑問を感じ、写真の時間のあらわれに揺らぎを与えようとします。コマ撮りした写真をつなげた映像や、そこで起こっているはずの出来事の結末を覆すような仕掛けを加えた写真など、その作品には用意周到な準備と、丁寧な制作の時間が伴います。
ふだん決まったスタジオを持たない石川が、今回初めて美術館の一室で公開制作に臨みます。撮影は美術館の内部と、美術館を囲む公園で行なう予定です。
<石川卓磨>
美術家、美術批評家。 1979年生まれ。2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。芸術・文化の批評、教育、製作などを行なう研究組織「蜘蛛と箒」を主宰。近年の個展にTALION GALLERYでの「悲劇と色彩」(2024)、「それを故郷とせよ(手が届く)」(2022)、「小説の中の私」(2019)がある。グループ展に「Working, Crawling」 三井住友銀行東館(2022)、「第9回 恵比寿映像祭」東京都写真美術館(2017)など。
■公開制作
日時|2025/12/25(木)、12/27日(土)、2026/1/4(日)、1/18(日)、1/25(日)、2/1(日)、2/15(日)、2/21(土)、2/22(日)、3/15(日)、3/20(金・休)、3/21日(土)
*いずれも12:00〜17:00
■作品展示
日時|2026/3/28(土)〜5/10(日)
*4/18以降の土・日・休日の13:00〜17:00までは、府中市美術館普及員によるガイドがあります。
*その他の時間はガラス越しにご覧になれます。
関連イベント
■ポッドキャスト 蜘蛛と箒企画「日々美術」公開収録
日時|2026/2/28(土)14:00〜
出演|石川卓磨、沢山遼、渡辺泰子
■ワークショップ「ミステリー写真ラボ:出来事を作って事件を想像する」
スマホを使って撮影した写真を組み合わせ、「物語写真」をつくります。見た人が「これは何の手がかり?」「本当は何が起きたの?」と考えたくなる写真を、チームで考えます。
日時|2026/4/26(日)13:30〜16:30
会場|府中市美術館1F 創作室
参加費|無料
講師|石川卓磨
定員|10名*事前予約制
*詳細はこちらをご覧ください。
■アーティストトーク
これまでの作家活動を紹介し、また今回の公開制作の成果をまとめます。
日時|2026/4/29(水・休日)14:00〜
会場|府中市美術館1階 講座室
定員|60名(先着順/予約不要)
参加費|無料
*詳細はこちらをご覧ください。
会期:2025/12/20(土)〜2026/05/10(日)
会場:府中市美術館 公開制作室(東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内)
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日(1/12、2/23、5/4は開館)、12/30(火)〜1/3(土)、2/24(火)、3/3(火)〜3/13(金)
観覧:無料
問い合わせ先:TEL:050-5541-8600
公式サイト:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/koukaiseisaku/kokaikaisai/ops94_Ishikawa.html