横浜市民ギャラリーあざみ野にて、今年も「あざみ野フォト・アニュアル」が開催されます。今年度は写真家の上原沙也加による個展「たとえすべての瓦礫が跡形もなくきれいに片付けられたとしても」です。

本展では、90年代に沖縄に生まれた上原による、生活と地続きにある風景とそこに残された痕跡を丁寧に掬い取るようなアプローチに注目。出品作は、2016年から2022年にかけて沖縄島で撮影されたカラーのシリーズ「眠る木」と、最新作「前の浜」、そして2023年から取り組みはじめた台湾に取材したモノクロのシリーズ「緑の部屋」(「幽霊たちの庭」「花売りのおばあさん」「アメリカの村」「平和の島」)とカラーのシリーズ「緑の日々」です。既作・最新作から成る全4シリーズの写真群を通して、上原の約10年にわたる取り組みを概観する初めての個展となります。

<上原沙也加>
1993年沖縄県生まれ。写真家。主な受賞に、第36回写真の町東川賞新人作家賞(2020)、「VOCA展 2024 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」VOCA奨励賞、大原美術館賞(2024)、出版物に『眠る木』(赤々舎、2022)がある。風景のなかに立ち現れる記憶や傷跡、場所や物が保持している時間の層を捉える実践として、写真作品を制作している。現在、沖縄県在住。

関連イベント

■アーティストトーク
沖縄出身の若手写真家・上原沙也加が本展に出品する沖縄島と台湾で撮影したシリーズについて語ります。
日時|1/24(土)13:00 ~14:00
会場|2Fセミナールーム2・3
出演|上原沙也加(出品作家/写真家)
定員|60名(先着順、要事前申込)
参加費|無料(要展覧会入場券)
*詳細はこちらをご覧ください。

■対談 上原沙也加×長島有里枝
2019年に横浜市民ギャラリーあざみ野で個展を開催した写真家・長島有里枝をゲストに迎え、写真と言葉、生活と表現をめぐって、出品作家・上原沙也加と対話します。
日時|2/14(土)17:30 ~19:00
会場|3階アトリエ
出演|上原沙也加(出品作家/写真家)、長島有里枝(写真家)
定員|60名(先着順、要事前申込)
参加費|500円
*詳細はこちらをご覧ください。

■担当学芸員によるギャラリー・トーク
本展を企画した担当学芸員が参加者の皆さんと一緒にまわりながら、出品作についてお話しします。
日時|2/7(土)14:00 ~14:30
会場|展示室1
*事前申込不要、無料

会期:2025/1/24(土)~2025/2/22(日)
会場:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1F全面(神奈川県横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 (アートフォーラムあざみ野内))
開館時間:11:00〜18:00
休館日:1/26(月)
入場料:一般=500円 *20歳未満および学生・65歳以上無料
主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
公式サイト:https://artazamino.jp/event/photoannual2026