「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」の3つのテーマを軸に、アーティストが公開制作やワークショップをして空間を作り上げていく「つくりかけラボ」。第20弾は、作家の西村優子による「紙と手のあいだ」が開催されます。

「折る」という行為における紙の造形表現の可能性を追求してきた西村は、植物の繊維から人の手によってつくられ、その言葉や行為を受けとめて記憶し、役割を終えれば灰となりあるいは水に解かれ、自然へと還っていく「紙」のたどる時間を、人間の一生になぞらえて愛おしみます。 今回のプロジェクトでは、さわったり、折ったり、丸めたり、ちぎったりといったさまざまな働きかけを通して、「紙」の魅力を、あらためて探っていきます。

<西村優子>
紙の造形作家。日本大学芸術学部デザイン学科建築デザインコース卒業後、筑波大学大学院修士課程芸術研究科構成分野修了。「折る」という行為における紙の造形表現の可能性を追求したく、紙の造形作家として活動を開始。同時に折形デザイン研究所にも所属。紙の造形作品は、国内外のホテルへの展開、ボストン美術館(アメリカ)収蔵、「PAPER –紙と私の新しいかたち- 展」 目黒区美術館(東京)、巡回展“Above the Fold”+“WASHI TRANSFORMED”(アメリカ)に参加、”Hands on Origami” Museum For Papirkunst(デンマーク)など国内外で展開している。2022年より、「こどもとデザインの実験室 二角形」を主宰しながら、こどもたちと造形活動に取り組んでいる。高知県での土佐和紙文化や楮栽培、山間部のくらしに着目し、和紙の魅力を伝える活動も開始。2024 年より、一般社団法人カミスク代表理事。「紙」に魅了された人々と、紙まわりの「すく」をつなぎ、拡張しながら、皆と紙の未来に向けて取り組むことを目指し活動している。

会期:2026/02/11(水・祝)〜2026/06/07(日)
会場:千葉市美術館 4階 子どもアトリエ(千葉県千葉市中央区中央3-10-8)
開館時間:10:00〜18:00(3/28(土)、4/4(土)を除く金・土は20:00まで)
休館日:第1・3月曜日(5/4をのぞく)、5/7(木)
観覧料:無料
主催:千葉市美術館
公式サイト:https://www.ccma-net.jp/exhibitions/lab/26-2-11-6-7/