京都市京セラ美術館にて、第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示「中立点|In-Between」が開催されています。

第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館展示(於イタリア、2025/5/10〜11/23に開催)は、生成AIとの未来を、人間と非人間、環境との「あいだ」に開かれた対話の場として提示するものでした。そこでは、SUNAKI(砂山太一と木内俊克によるユニット)による1階ピロティと外部空間のインスタレーションと、藤倉麻子+大村高広による2階ギャラリー内のインスタレーションとが、相互補完的に組み合わされ、 ひとつの作品になって響き合うという、あまり例のない構成が試みられました。キュレーションは、青木淳と家村珠代が担当しました。

本帰国展は、1933年の美術館創立と同時に美術館の敷地内に建てられた旧事務所棟(現「桜水館」)における改装工事中途の空間を利用して、キュレーションチームとふたつの作家チームの、三つの主体が交差したヴェネチアでの展覧会を、それぞれの主体が独立して、別の形に置き換え、京都にて展示するものです。

ヴェネチア・ビエンナーレ日本館の帰国展はこれまでにも開催されてきましたが、美術と建築の両分野において、東京以外で開催するのは初めての試みとなります。

<キュレーション・チーム>
青木淳(キュレーター)/1956年横浜生まれ。建築家。1982年東京大学修士課程建築学修了。1991年青木淳建築計画事務所(現在、ASに改組)を設立、主宰。京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館)館長。東京藝術大学名誉教授。

家村珠代(キュレトアリアル・アドバイザー)/1960年東京生まれ。インデペンデント・キュレーター。1992年東京藝術大学博士課程満期修了。1991年〜2009年目黒区美術館学芸員。2016年より多摩美術大学芸術学科教授。

<出展作家チーム>
藤倉麻子/1992年埼玉生まれ。アーティスト。2016年東京外国語大学外国語学部南・西アジア課程ペルシア語専攻卒業。2018年東京藝術大学大学院メディア映像専攻修了。

大村高広/1991年富山生まれ。Office of Ohmura主宰。2020年東京理科大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。博士(工学)。2023年より茨城大学工学部都市システム工学科助教。

木内俊克/1978年東京生まれ。SUNAKI共同代表。京都工芸繊維大学 未来デザイン工学機構 特任准教授。2004年東京大学建築学専攻修士課程修了。

砂山太一/1980年京都生まれ。SUNAKI共同代表。京都市立芸術大学美術学部総合芸術学専攻 准教授。東京藝術大学大学院美術研究科建築研究領域博士後期課程修了。博士(美術)。

会期:2026/01/24(土)~2026/03/01(日)
会場:京都市京セラ美術館 桜水館(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日、ただし2/23(月・祝)は開館
入場料:無料
主催:京都市、AS
公式サイト:https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20260124-20260301