大阪大学中之島センターにて、シンポジウム「オーラル・アート・ヒストリー はじまりと現在」が開催されます。

近年、個人の語りを一次資料として捉えるオーラル・ヒストリーの意義が改めて注目を集めています。芸術領域においても、表現者および創造の過程に関わる人々の証言を記録し、作品や制度だけでは把握しきれない経験の層を明らかにしようとする実践が蓄積されてきました。語りは、ときに創作の込み入ったプロセスを明かし、ときに見えなかった人と人とのネットワークを見出します。

本シンポジウムでは、美術館、建築、デザインなど多様な領域でオーラル・ヒストリーに取り組んできた実践者の経験をもとに、その形成過程と活用の方法を検討します。

プログラム

<第1部 声の収集>
・小林明子(東京都美術館)
 東京都美術館のアーカイブズ事業 オーラル・ヒストリーの試みを中心に
・石井翔大(日本建築学会戦後建築史小委員会・日本文理大学)
 日本建築学会 戦後建築史小委員会 オーラル・ヒストリーシリーズ「建築と戦後」の10年を振り返る
・山下晃平(日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ・神戸学院大学)
 声がつむぐ芸術史―オーラル・ヒストリーとアーカイヴ実践―

<第2部 実践と逸脱>
・関康子(NPO法人建築思考プラットフォーム(PLAT))
 日本のデザインアーカイブ実態調査とオーラルヒストリーヒヤリング
・正路佐知子(国立国際美術館)
 すべては語ることができない。けれど、すべてが語っている―展覧会作りの実践から
・伊村靖子(日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ・国立新美術館)
 口述資料の収集と活用 メディアの布置をめぐって

討議
(上記6名に加えて)

・安岡健一(大阪大学)コメンテーター

・中嶋泉(日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ共同代表)

・足立元(日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ共同代表)

開催日時:2026/03/22(日) 13:00〜16:00(12:30 開場)
会場:大阪大学中之島センター 10階 佐治敬三メモリアルホール(大阪府大阪市北区中之島4-3-53)
参加費:無料 (申込不要 先着順)
*座席数把握のため、Peatixでの事前申込みも可能(当日参加可 )
*詳細はこちらをご覧ください。
主催:日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ
問い合わせ先:日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ
E-mail:oralarthistoryarchives@gmail.com
公式サイト:https://oralarthistory.org/activities/symposiums/260322/