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プラド美術館展 | |||||||||||||
主催=読売新聞社ほか | |||||||||||||
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プラド美術館展 スペイン美術の比類ないコレクションを誇るプラド美術館は、16、17世紀を中心とするヴェネツィアとフランドル絵画の重要な収集によってもその名を知られています。こうしたコレクションの幅広さは、プラド美術館の前身の一つで現在でも所蔵品の核となっている、スペイン王室コレクションの歴史と趣味を反映していると言えるでしょう。ハプスブルクとブルボンの二つのスペイン王朝の宮廷は、ヨーロッパ各地から優れた画家たちを招いて活躍の場を与え、さらに作品収集のために各地に使節を派遣するなど、広汎な美術品収集活動に情熱を注ぎました。宮廷は多様な美術の潮流が交わる国際的な場であり、その流れを促進する大きな力ともなっていたのです。 本展ではこうした歴史的背景とともに、ベラスケスの5作品、ゴヤの6作品をはじめ、エル・グレコ、スルバラン、ムリーリョ、ティツィアーノ、ティントレット、ルーベンス、ヴァン・ダイクなどの計77作品を一堂に展示します。プラド美術館のコレクションが日本においてこれほどの規模で紹介されるのは初めてで、待望久しい展覧会に、上野で出会えます。 (本展は東京のみでの開催となります。)
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