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シカゴ・イマジズム Chicago Imagism


1960年代後半から70年代半ばまでアメリカ・シカゴを中心に活動したグループ。R・ヨシダ、J・ナット、R・ブラウンらアート・インスティテュート・オブ・シカゴの学生・卒業生を中心として形成された。漫画的な平面性と猥雑かつ皮肉なイメージを形式的特徴とするが、アール・ブリュット(生の芸術)への傾倒こそこのグループ最大の特徴だろう。J・デュビュッフェが1951年シカゴで講演を行ないアール・ブリュットを紹介したことから、シカゴにはアール・ブリュット作品を積極的に評価する地盤が存在していた。その結果J・E・ヨアクムやM・ラミレスといった幻視者の作品がこのグループのイコンとなったのである。彼ら二人のスタイルをそのまま応用した作品(J・ナット、R・ブラウン)さえ存在するが、このアール・ブリュットへの傾倒は決してイメージの新奇さのみを求めたものではない。この傾倒の背後には、モダニズム美術の牙城と化していたニューヨークへの強い反発があった。J・デュビュッフェと同じく彼らは、モダニズムという美術制度の外に目を向けることで、この制度に挑戦したのである。1972年の「1972 シカゴ・イマジズム・アート」展(アメリカ)とヴェネツィア・ビエンナーレが、このグループを世界的に認識させることとなった。アール・ブリュットが見直されている現在、彼らの活動を再評価する気運が高まっている。

(苅谷洋介)

関連URL
R・ブラウン http://www.artincontext.org/artist/b/roger_brown/organizations.htm
J・デュビュッフェ http://www.dnp.co.jp/museum/nmp/nmp_j/people/j-dubuffet.html

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