「美しく怒れ」展
1095件の応募のなかから1次審査で選ばれた57作家の作品展示。ひとつひとつの作品は悪くない。街の画廊で見かける作品群よりずっとレベルは高い。なのに全体としてチャラチャラと安っぽく感じるのは、会場のせいだろうか、展示が悪いからだろうか。だいたい平面作品を発光壁に飾るってどういう発想だ? それぞれブースに分けて個展形式で発表させたらもっとよく見えただろうに。まあ、なんでもありのコンペだから、展覧会としていいの悪いのって話でもないけど。 [5月1日(水) 村田真]