下高井戸駅前の商店街を舞台に作品を点在させる試み。ま、最近よくあるやつですな。「blank hunting」というタイトルも「日常のすきまにアートがどう入り込むか?」というテーマも、コマンドNの「スキマプロジェクト」を彷彿させる。が、出品作家がパフォーマンスも含めて5人しかいないので、あまりにも寂しい。わざわざ見に行った人は「カネ返せ」と叫ぶだろう。無料だが。主催者の悩みはどこも同じで資金難。ただこちらは昨年から始めてすでに3回目。カネがなくてもやる気だけはどこにも負けない。 [5月23日(木) 村田真]