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展覧会レビュー

村田真 原久子

ゴールデンウイーク展
5/18〜6/13 児玉画廊[大阪]
 
  映像と写真作品からなる作品はいずれも、眉間にシワを寄せることなく見て楽しめる。出品者の9名はパリ、ベルリン、NY等在住で、すでにかなりの評価を得ている注目の30代前半のアーティストたち。ビデオ作品は長さをまったく感じさせないほど鑑賞することに集中できる力作ぞろい。
[5月21日(火) 原久子]
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栗田咲子
  5/21〜6/2 ギャラリーココ[京都]
 
  日差しや湿度、そこにいる人の体温まで伝わってくるような作品は、なんだかとっても見ているとリラックスできていい感じです。
[5月23日(木) 原久子]
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カンディンスキー展
3/26〜5/26 東京国立近代美術館
 
 
カンディンスキー展
そうか、前回の東近での「カンディンスキー展」からもう15年もたつのか。でも今回はロシアと旧ソ連邦からの、ほとんどが初公開の作品らしい。わりと最初のほうに《コンポジションVI》と《コンポジションVII》が並んでいて、おおこれはすばらしい!と思ったら、この2点だけでしたね「!」がつくのは。
[5月23日(木) 村田真]
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blank hunting
  5/18〜26 下高井戸商店街[東京]
 
 

下高井戸駅前の商店街を舞台に作品を点在させる試み。ま、最近よくあるやつですな。「blank hunting」というタイトルも「日常のすきまにアートがどう入り込むか?」というテーマも、コマンドNの「スキマプロジェクト」を彷彿させる。が、出品作家がパフォーマンスも含めて5人しかいないので、あまりにも寂しい。わざわざ見に行った人は「カネ返せ」と叫ぶだろう。無料だが。主催者の悩みはどこも同じで資金難。ただこちらは昨年から始めてすでに3回目。カネがなくてもやる気だけはどこにも負けない。
[5月23日(木) 村田真]

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岩野勝人展
5/21〜6/2 ギャラリーそわか[京都]
 
 
岩野勝人展
岩野勝人展
雲のカタチってとらえどころのないものだ。合板で定規のように切って雲型の枠をつくり、部屋じゅうを空に見立てて、参加した人がどこにでも雲を描いてゆけるようになっていた。いっしょに行った学生たちは夢中になって、戻ってきてくれない。参加型の作品というより、岩野がやりたかったのは、ワークショップとして参加者とのさまざまな交換が行える場だったのではないかと思う。
[5月24日(金) 原久子]
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  鈴木昭男展「なげかけ」&「たどり」
5/21〜6/9 アートスペース虹[京都]
 
  会場の四隅に柱のように立ったコンクリートブロック。それぞれの柱に近付き耳を澄ますと、鳥の鳴き声や、虫のささやきなどが聴こえてくる。クルマの往来のノイズがはじめのうちは、音をかき消しているかのように感じたが。その場所にしばらくいると、まるで暗闇に目が慣れてくるように、耳も慣れたのか、音がとてもよく聴こえるようになった。
[5月24日(金) 原久子]
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  少年少女科学クラブ「僕達が徴かな光に近付くと、蛍光のエフィラは沈黙した。」
  5/21〜6/2 立体ギャラリー射手座[京都]
 
  音と光。徴かな光のなかで、感覚が鋭くなってゆく自分のなかの変化が興味深かった。音が空気中に振動を伝えながら届くということも身をもって感じることができた。
[5月24日(金) 原久子]
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