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展覧会レビュー

村田真 原久子

羽毛田信一郎展
  1/16〜25 ギャラリイK[東京]
 
 
羽毛田信一郎展
キャンヴァスに油彩。脳みたいにしわの寄ったピンク色のものが描かれている。なんだかねえ。
[1月18日(土) 村田真]
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  堀浩哉展
  1/6〜18 ギャラリー山口[東京]
 
  キャンヴァスに和紙を張り、そのうえに力強いストロークで描いている。地下では正面の壁に本人がロープでぐるぐる巻きになるパフォーマンスの写真を掲げ、床にはのたうつロープのうえに、そのときのパフォーマンスを映し出す8つの小型モニターが輝いている。なんだかわからないけどスゴミがある。
[1月18日(土) 村田真]
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シモガワケイ/Re-Raum
  1/13〜25 藍画廊[東京]
 
 
シモガワケイ/Re-Raum
壁一面に電話ボックスを撮った260枚の写真を貼り、かたわらにあるヘッドホンを耳に当てると、その電話ボックスで採った音が聞こえてくる。だからなんでしょう?
[1月18日(土) 村田真]
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山崎豊三展
  1/20〜25 なびす画廊[大阪]
 
 
山崎豊三展
4つのコーナーに1本ずつ鋳造した植物の彫刻、8つの台のうえには臼みたいな形態のかたまり彫刻がひとつずつ置かれている。寡黙だが説得力がある。
[1月18日(月) 村田真]
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高橋枝里写真展 プレイガール
  1/21〜2/16 Prinz[京都]
 
  グラマーなフィギュアはまるで雑誌『PLAY BOY』のグラビアを飾るモデル張り。ボンデージやきわどい水着などに身を包んだお人形さんたちには健康的なエロスを感じる。そんなフィギュアを被写体にして、『PLAY BOY』誌の表紙を模した写真作品のシリーズを展示。
[1月20日(月) 原久子]
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  版にこだわるVI
1/20〜25 番画廊[大阪]
 
  1989年から続く「版にこだわる」というシリーズも6回目となった。「版」といってもさまざまな手法がある。3人の関西出身の作家は、木版、銅版、写真製版とそれぞれに媒体も違うが、表現する方向性も異なる。オーソドックスにもの作りをする黒木美希と集治千晶の平面作品。山田佐保子の《angles#33―ラジオ体操―》は夏休みの風物詩のようになったラジオ体操をする少女の姿を、等身大より少し大きく立体に構成した作品。
[1月21日(火) 原久子]
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野村仁・鈴木崇 ダブルセンス
  1/15〜2/2 ギャラリー16[京都]
 
 
版にこだわる
火星探査で撮影された写真をもとに、火星の状況を再現した模型をつくり、写真作品にした野村仁。模型に当たる日の角度が変化すると、そこは人工的な場ではなく、実際にある場所のようにリアルに写真としてできあがる。一方、いろいろな人に協力してもらい人の背中の部分を写真にし、拡大プリントした鈴木崇の作品。マクロな視点とミクロな視点が交差しながら、対話をはじめる。
[1月21日(火) 原久子]
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APPEARANCE
  1/14〜26 ギャラリーRAKU[京都]
 
  出品者である谷口広樹、西成田育男、根ノ木正明の3人が「APPEARANCE」展を開くのは今回で3度めになる。いまの大学生たちは「ニチグラ」なんて言っても知らないだろうが。今を去る事約20年前、日本グラフィック大賞を受賞した日比野克彦が脚光を浴びた。そのすぐ後に続き入賞した同じ東京芸大出身の谷口広樹や根ノ木正明。デザインの仕事もこなしつつ、あるいは大学で教鞭をとりながら、自分の表現したいものを別に持ち続けている彼らは、いい意味で恥ずかしくなるほど純粋に絵を描いている。
[1月21日(火) 原久子]
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