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ツカモト ハルカ展 |
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5/13〜18 立体ギャラリー射手座[京都] |
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円形のオブラートの周囲を張り合わせて中に空気をいれて膨らませたものを用いた、とてもデリケートな作品。はかなげなものもたくさん集まることで強くなる。対局にあるが隣り合わせてもいる、そんな感触を視覚的に伝えていた。
[5月13日(火) 原久子] |
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メテュンデ展 |
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5/13〜25 同時代ギャラリー[京都] |
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古い銘仙(絹織物の一種)の着物のコレクターでもある通崎睦美はマリンバ奏者。そんな彼女がプロデュースした浴衣と、浴衣のデザインをした3人のアーティストたちの展覧会。アーティストたちが普段作っている作品と、そんな彼らがデザインした浴衣。夏を前に、なかなか涼しげな展覧会。そういえば男物の浴衣はなかったな。
[5月13日(火) 原久子]
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モーリス・ドニ展 |
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4/26〜6/22 府中市美術館[東京] |
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造形大の校外授業で学生たちと府中へ。学芸員の山村くんの話を聞いてから展覧会を見る。ドニというとぼくなんかは装飾的な作品よりも前に、彼の「1枚の絵画はある秩序のもとに集められた色彩で覆われた平たい表面である」という、抽象絵画やフォーマリズムを予言するようなテーゼから入ってしまったほうだが、先入観のない(無知なだけともいえるが)学生たちはけっこう作品を気に入っていたようだ。《セザンヌ頌》がなかったのは残念だが、価値ある展覧会。
[5月15日(木) 村田真] |
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土屋公雄展 |
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4/11〜5/17 ギャラリーGAN[東京] |
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今回は焼けただれたガラス瓶を使った作品。ワイングラスに割れたグラスの破片を乗っけてバラの花に見立てたものや、ワインボトルの破片でつくったバラの花が危うく美しい。酒とバラの日々か?
[5月16日(金) 村田真] |
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平野正樹写真展 |
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5/9〜20 ガレリアビルB1F[東京] |
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ガレリアビル地下1階のスカイドアが撤退したそうで、空いたスペースを使って同じビルのGANとプロモ・アルテが共同企画したもの。タスマニアで伐採されたユーカリの木(日本に紙の原料として輸出されている)の切り株を撮った写真を中心に、キューバ、ボスニア、アフガニスタンなどの風景が並ぶ。写真家だから危険な場所に赴くのか、危険な場所に赴く性格だから写真家になったのか。画家や彫刻家ならわざわざこういう場所には行くまい(あ、でも写真が普及してなかったころは従軍画家ってのがいましたね)。
[5月16日(金) 村田真] |
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斎藤ちさと展 |
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5/13〜31 セゾンアートプログラム・ギャラリー |
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セゾンアートプログラムはつぶれたけれど、ギャラリーのほうはまだ続いていた。斎藤ちさとといえばコメ、と思っていたら、今回は透明なビニールシートを切り抜いたクローバーの葉を床一面に散りばめている。数えてみたら全部で19141枚あった。ウソ。数えなかったけど、ホントに19141枚あるそうです。よく見ると四葉のクローバーもある。こうした労作を前にすると、逆に自然のすごさが再認識されて、労作が徒労作に見えてくる。
[5月16日(金) 村田真]
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田中朝子展:boox |
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5/10〜6/7 ノマルエディション/プロジェクト・スペース[大阪] |
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2部構成になっていて、1室めは天井も床も壁も白い四角いキューブ型の部屋の角にすべて丸みをつけた。身体が宙に浮いたような感覚になり、壁との距離感がつかめなくなった。すごく不安感が襲ってきた。そして広い2室めは、綴じずにbox入りの本(book)となった100ページ分の中身。この1ページ(枚)ずつをパネル張りなどにして展示している。パネルが複雑に配置され、迷路のなかを歩いて観るというか、本のなかに入って、その世界をさまようような展示だった。こちらも視覚を通してさまざまなことを知覚させる作品。3人で行ったにもかかわらず、すっかり自分の中に閉じこもっちゃいました。
[5月16日(金) 原久子] |
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チャンキー松本個展「白いちょんまげ」 |
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5/13〜6/1 digmeoutCAFE[大阪] |
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とにかく描くのが好きで楽しくて、というのが伝わってくる。あるときは彼の内面を、またあるときはちょっと笑えるような場面を描いたここ3年間の作品を40点一挙公開。
[5月16日(金) 原久子] |
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