芸術文化振興基金
- Japan Arts Fund
- 更新日
- 2024年03月11日
1990年に設立された、日本の芸術文化の振興、普及に取り組む独立行政法人である日本芸術文化振興会が運営する基金。政府からの出資金541億円と民間からの寄付112億円からなり、その運用益によって芸術文化活動を助成している。芸術家および芸術・文化団体による公演や展覧会などの活動、普及活動に対する援助を継続的に行なっている。助成の対象は日本国内での活動に限られており、(1)芸術の創造、普及活動、(2)国内の映画祭の活動、(3)地域の文化振興に関する活動、の3種類がある。(1)の芸術の創造、普及活動はさらに細かく分けられており、音楽(オペラ、オーケストラなど)、舞踊(バレエ、現代舞踊など)、演劇(現代演劇、ミュージカルなど)、伝統芸能(古典演劇、邦楽、落語、漫才など)、美術(絵画、彫刻、工芸、書、デザイン、建築、写真、マンガなど)と多岐にわたる。助成対象活動の募集は原則として毎年1回公募で行なわれる。個人での応募も可能で、それぞれの案内は同基金ホームページからダウンロードできる。