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インターネット上のサーバーに映像コンテンツをアップロードさせて、不特定多数のユーザーに共有・閲覧させるサービスを行うウェブサイトのこと。2005年12月のアメリカ合衆国・カリフォルニア州サンブルノのYouTube, LLCによるサービス開始によって、急速に普及した（日本での正式サービス開始は2007年）。同様のサービスとして、国内であればニコニコ動画などがある。著作権法違反の映像コンテンツが違法アップロードされるなどのデメリットもあるが、動画共有サイトの登場によって、それまでの映像文化のあり方は大きく変化したと言える。それは、今までであればアクセスが難しかったコンテンツに対し、容易にアクセス出来るようになったという流通的側面だけではなく、インターネット上に共有され続ける膨大な量の映像コンテンツをタグ付けし、相互に関連し合う一つのデータベースと見なすような俯瞰的な視点をユーザーにもたらしたことにある。実験映画やヴィデオ・アートに関して述べるならば、Vimeoなどの動画共有サイトは、映像作家にとって自己の作品をプレヴュー的に公開する重要な窓口となっている。また、ユビュウェブ（UbuWeb）は、著作権的な問題を抱えながらも実験映画やヴィデオ・アートの歴史的作品をアーカイブして公開している。