日本写真家協会
- Japan Professional Photographers Society
- 更新日
- 2024年03月11日
日本の写真家によって組織される公益社団法人。略称は「JPS」。職業写真家の社会的地位向上を目指して、1950年に木村伊兵衛を初代会長として結成された。写真家の著作権の保護とその啓蒙活動が中核的な事業になっているが、この協会の果たした役割としては、日本の写真史の初の編纂事業である「写真100年」展(1968)の実施や、写真美術館の設立運動(東京都写真美術館の設立に強い影響を及ぼした)など、日本の写真界に寄与するところが大きい。現在は約1,700人の写真家が会員として所属している。
補足情報
参考文献
『創立60周年日本写真家協会沿革史 1950-2009』,日本写真家協会,2010