梁瀬薫

(やなせ・かおる)
梁瀬薫

美術評論家・ジャーナリスト/展覧会プロデューサー、国際美術評論家連盟 米国支部(AICA-USA: Association of International Art Critics USA)評議員、中村キース・ヘリング美術館 顧問。
1985年、東京・草月会館で開催された「アート・イン・アクション」展に参加。ケニー・シャーフやナム・ジュン・パイクをはじめとする1980年代の最先端現代美術作家たちとの出会いをきっかけに、1986年にニューヨーク近代美術館(MoMA)のプロジェクト「Projects 3: Justen Ladda」展にアシスタントとして関わり、ニューヨークに渡る。1990年代初頭、ニューヨークにて美術出版社の支部を設立。海外情報事業を軸に、最先端のニューヨーク美術および世界の現代アートシーンの発信や展覧会企画、カタログ制作などに携わる。その後もMoMAをはじめ、ナショナルギャラリーなど北米主要美術館展覧会、常設展の日本語オーディオガイドや、コンテンポラリー・アートを中心に、各種メディアへの寄稿、執筆、翻訳、編集、コンサルティング、リサーチ、展覧会プロデュース、キュレーションなど多岐にわたる活動を展開。
2007年より中村キース・ヘリング美術館の顧問を務める。2015年には、非営利団体「NY Noh Society」の副会長に就任。
アートと人々の間に新たな対話や共感を生み出す、“触媒”のような存在となることを目指している。

旧記事を読む(アーカイブへ)