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2009年05月01日号のバックナンバー

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フォーカス

MAC/VAL ヴァル=ド=マルヌ県現代美術館

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[2009年05月01日号(ステファニー・エロー)]

 2005年にオープンした、パリ郊外初の現代美術館「ヴァル=ド=マルヌ県現代美術館」。来館者担当部教育普及担当のステファニー・エロー氏に、美術館の展示や活動について紹介していただきました。

芸術とカネ──経済不況に立ち向かうアートフェア

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[2009年05月01日号(木村浩之)]

 アートバブルの終わりの始まりを、現代アートビジネス界の中心的都市、バーゼルにおける特殊事情を紹介しつつお伝えします。

キュレーターズノート

フォロースルー──金沢アートプラットホーム2008展

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[2009年05月01日号(鷲田めるろ)]

かつて『朝日新聞』に「フォロースルー」というコーナーがあった。話題になった事件が、その後どうなったかを報道する欄であった。事件には続報があるはずで、その全体を知らなければ判断は下せない。過熱しては、すぐに忘れ去る日本のメディアにあって好感がもて、愛読していた。  美術展もまた、一時のイベントとして忘れ去られてしまいがちである。展覧会に関する報道は、展覧会の終了とともに終わってしまう。しかし、これはある意味当然で、なぜなら美術展には会期があり、イベントとして完結する形式のものだからである。展覧会を体験したことが個人の内になんらかの影響を残しうるとしても、それを評価することは難しい。  ところが、昨年、金沢21世紀美術館が主催して19人のアーティストが参加した展覧会「金沢アートプラットホーム2008」の内のいくつかのプロジェクトは、街に継続的な活動を残すことを目指していた。だとすれば、展覧会が終了して4カ月経つ現在、それがどのような展開を見せているかを検証することは、通常の展覧会とは異なり、続報に位置づけられるだろう。

アートプロジェクト探訪

別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」の必然を呼び寄せるものとは──会期前にみる街の事情

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[2009年05月01日号(久木元拓)]

artscapeレビュー

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