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2023年11月15日号のバックナンバー

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フォーカス

気候危機に対してアートの現場でできること──ギャラリー気候連合のアクション

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[2023年11月15日号(坂口千秋)]

気候危機は政治や経済だけの問題なのか。否、アートの世界でも脱炭素社会を目指すさまざまな動きが目立ってきている。それは、展覧会やアーティストのテーマとしての「エコロジー」ではなく、もっと現実的なアクションとしてだ。たとえば、アーティストやスタッフの移動や作品輸送、制作や展示の光熱費などで、アートの現場でどれだけの炭素を排出しているのか計測し、カットできる手段を提案し、共有していくというような。気候危機を逼迫した自分事の問題として向き合うプロジェクトについて、アートライターの坂口千秋氏にレポートしていただく。(artscape編集部)

キュレーターズノート

「はならぁと コア」における長谷川新「SEASON 2」の試み

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[2023年11月15日号(中井康之)]

「今、最も隆盛している『現代アート』は、こうした作家(デュシャン、ウォーホル、ダミアン・ハースト、村上隆、会田誠、草間彌生:引用者注)の作品ではない。今や主流となりつつあるのは『地域アート』なのである」文芸評論家、藤田直哉が文芸誌に「前衛のゾンビたち─地域アートの諸問題」★1という刺激的なタイトルの論考でかつて指摘したのは、このような価値観の転換に伴った「アート」の質の低下だった。例えば、市民参加によって団地のなかにコミュニケーションを創り出したりすることを「作品」とする裏付けとして、ニコラ・ブリオーが1998年に著した『関係性の美学』で示された論理を援用する状況に対しても懸念が示されていた。さらに、上記論考が発表された2年後の2016年、藤田によって構成された「地域アート」問題に関する4つの論考と、同問題を巡る5つの対談または鼎談★2による単行本が上梓された。おそらく同書は、これからの日本における美術の在り方を問うためのプラットフォームとして用意されたのだろう。

アート・アーカイブ探求

カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ《氷海》──精神と自然「仲間裕子」

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[2023年11月15日号(影山幸一)]

artscapeレビュー

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