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2004年04月30日

TAP合宿2日目

睡眠もそこそこに起き出して朝食。9時過ぎには、早くも自転車で利根川の船着き場まで移動。昨日。市内を走り調査するために借りたレンタル自転車を返却し、ボートに乗船、いざクルーズ。
午後からは真面目に会議。早速。7月4日にTAPインターンが主体となって主宰するシンポジムに関する打ち合わせや広報に関するみっちり会議。
活発な意見のもと大筋の流れが見えてきたところで、ゲストスピーカーをお願いすることになったベネッセの秋元氏に連絡。すぐつかまり、快諾の返事(パチパチパチ)。
シンポジウムのテーマは昨夜の藤浩志講義がばっちり効いて、「何が残るか? 何を残すか?」に決まる。プロジェクトやイベントベースのアート活動では、かなり重要なテーマ。
モニュメント以外に何を残すことで、残したことになるのだろう。

ベネッセ・直島文化村
http://www.naoshima-is.co.jp/

2004年04月29日

TAP合宿1日目

4月29/30日の両日でTAP塾の合宿を、講師に藤浩志を招き行なった。彼の仕事と考え方はアートやアート作品に関する既成概念を緩やかに解体し、しなやかで自由なアートならではの気働きがあることを痛感させてくれる。彼のOSの考えかたやずらした視点を表現にまで構築する実力のすごさを少しでも体感してもらえたらと思う。

今ではすっかり博多の夏の風物詩までに育ってしまった灯籠のプロジェクトも、もともとは休校中の学校のグランドをそのまま「原っぱ」として維持することを目指したものと言う。その核心コンセプトの秘めやかさ加減に感動し脱帽する。

のっけの講師としてお呼びして正解。個人的にもブラッシュアップされたプレゼンと話術を堪能する。

藤浩志
http://www.geco.jp/top.htm
日々の活動
http://geco.exblog.jp/

2004年04月17日

完成した灯籠階段を見上げる日比野克彦

CIMG1334.JPG

完成した灯籠階段を見上げる日比野克彦。
奧が作品。《BEYOND THE PURPLE》 高さ15m、30段の和紙の階段
場所:リバーウォーク北九州 設置期間: 2004年4月17日〜5月9日
これに使われた12×3mの和紙は日比野が漉いた岐阜の美濃和紙。

手前がワークショップ参加者のミニ階段。


CIMG1325.JPG

僕に誘われ大阪・神戸での自らのWSを終えた足で合流し、一般参加者とすて竹籤と和紙で階段をつくる作家・藤浩志。


小倉で開催していた日比野克彦ワークショップ会場を訪ねる。これは「ワークショップ『北九州紫川河川(キタキュウシュウムラサキガワカセン)』の最終回として4月14日〜18日、ワークショップ「BEYOND THE PURPLE」が行われた。日比野のオブジェ作品の他に、段ボール製の積み木状のブロックが登場したり、日比野の階段オブジェをモチーフにした参加者が1段ずつ作った階段も登場した。」http://www.hibino.cc/ からの引用(なんだって御本人が主宰するサイトの説明なら間違いの心配がなくていいよね)。

CAFE HIBINO NETWORK
http://www.hibino.cc/

2004年04月12日

日埜直彦・セントラルビル

4月12日日埜さんにお願いしたい物件「セントラルビル」の見分のために来水。昭和35年建築の木造2階建。6畳一間炊事場付き。共同トイレ。風呂なし。つまり下宿寮として建てられたものをコンバージョンしギャラリー並びにどのような展開も可能な全段としての手入れ的リノベーションを依頼する。喜んでもらえてなにより。

2004年04月10日

青木淳・旧大和薬品

リノベーションをお願いしたい物件の見分のためと「孤独な惑星」オープニングのチャップマンの講演を聴くために水戸入りした青木淳が、初めて当方が予定するリノベーション物件を見分する。幸いなことに喜んでもらえた。

2004年04月09日

ディノス・チャプマン

ディノス・チャプマン

程度にお酒も躰に入りご機嫌な二人。チャップマンと企画した窪田学芸員。馴染みの立ち飲みBAR「穴とら屋」にて。

4月9日オープンを明日に控えながらも展示作業を終えて街に繰り出す。

2004年04月03日

TAP塾を説明する塾長熊倉純子

4月3日取手にてTAP塾の説明会が開かれた。30名ほどの参加を得て、これまでのTAPの歩みやこれからの活動内容、さらにTAP塾のカリキュラムに関するガイダンスをする。TAPをマネジメントの実践を学ぶ場とする座学部分の位置付けがTAP塾。塾生はインターンとしてプロジェクトに参加するのが条件。僕は彼らのために基礎的情報を提供するために講座コーディネートを担当することに。後半は僕が司会しながら参加者一人一人に自己紹介してもらい、少しばかりの質問をさせてもらう。さて、どうなることか?とりあえずMLの開設をすることを決める。参加者と取手市内を散策。交流会で親睦を図る。

TAP:取手アートプロジェクト。取手市民と取手市そして東京芸術大学の三者が共同でおこなっているアートプロジェクト。1999年から実施、オープンスタジオと公募展を隔年で開催している。2004年の今年は公募年。

2004年04月02日

展示用の架設壁設置

4月10日オープンの「孤独な惑星──ロンリープラネット」(企画:窪田研二学芸員)のための内装工事が始まり、架設壁が立つ。毎度のことながら会場が見えてくるとワクワクする。

2004年04月01日

桜咲く

桜咲く

旧茨城県庁お堀脇の桜

4月1日なったとたん桜が花開く。2004年度が始まる。でもすでに1/4が終わった。月日の経つのがなんとも早くなった。