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2004年07月31日

カレンダー7月31日

7月31日[土]
リノベーションモデル・オープンハウス 11:00〜17:00
カフェ・イン・水戸(8月8日から10月3日)での公開に先立ち、セントラルビル、旧大和薬品、旧小舩歯科のリノベーション後の空間を公開します。

青木淳(旧大和薬品)、アトリエ・ワン(旧小舩歯科)、日埜直彦(セントラルビル)の3建築家による建築1/1のスケールで展開するまさにリノベーションとはなにか?を考える契機となる展覧会。
主催:社団法人水戸青年会議所 企画協力:水戸芸術館現代美術センター


シンポジウム「リノベーションとはなに?」
日時:7月31日 13:30〜16:30(開場13:00)
会場:水戸芸術館会議場  定員100名(当日先着順、入場無料)
パネリストは、青木淳、アトリエ・ワン(塚本由晴+貝島桃代)、日埜直彦の3建築家。

主催:アートによる街の再生のための地域教育支援事業実行委員会(「生涯学習まちづくりモデル支援事業」です)

2004年07月14日

7月14日小舩歯科ファイナル

■小舩歯科の1日

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午前中、赤土の搬入が始まる。横付けしたトラックから部屋に土を投げ入れる。予定する総量は、赤土6トン、黒土6トン。


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黒土が納まった様子。これから草の引っ越しが始まる。


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雑草ガーデニング中のピンクの作業着姿の貝島桃代(ABW)。


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発電機の明かりを頼りに最後の追い込み。この後は完成を祝う、満面の笑顔のお疲れ様会。


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まだ、微調整等が残るものの基本形としては本日完成。怒濤の2週間。筑波大学貝島桃代研究室ほか学生達の若き力が炸裂して堂々の完成。空梅雨に恵まれたのは言うまでもない。
そして、援護射撃した水戸青年会議所のメンバー達の働きも特筆に値する。若き経営者達の結集力とネットワークにも脱帽。すばらしい連携プレーの連続でありました。


■その他の現場。
セントラル・ビル
着々と塗装が進行。1階土間部分計4トンの土を入れる。日埜さんが現場入り。

大和薬品
順調に下地部分の作業を続ける。15、16日で壁紙が入るとがらっと雰囲気がかわることだろう。とても楽しみ。

2004年07月13日

7月13日

■大和薬品

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土間部分に砂利が入った翌日。地下部分の白塗りが着々と進む。


○午後からは、筑波大学の貝島桃代研究室に行き、刊行準備を進める書籍の確認作業に、夜半までかかる。後数時間で彼らも僕も水戸で土入れの作業が待っている。


■泉町1丁目再開発事業の解体現場

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あれよあれよという間にビルが解体され、囲いが取り除かれた後には、広い空が広がる。解体が完全に終わると、今度は大きなビルが此処に建つ。仮囲いの白い壁には、イチハラヒロコの作品がカフェ・イン・水戸の期間中掲出される。

2004年07月12日

7月12日大和薬品の砂利入れ

■大和薬品

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終日、砂利入れ。写真は30-40の砂利。土間部分に0-40の砂利を8トン分入れた後、このサイズの砂利を4トン弱入れる。4人で2トン90分。30-40の時には応援3名足して90分。完全肉体労働の1日。土間部分の密度が増し、地下駐車場のための空間との対比が鮮明になり、かなり迫力のある空間になる。ここが白に色を変えるとまたまたの変容を示すことだろう。作業が進むのを楽しみに待つことにしよう。

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■他の現場
セントラル・ビル

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外観工事用に足場が組みあがる。

2004年07月10日

7月10日

■セントラル・ビル(日埜直彦)

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2〜3回の塗装で本格的に白くなった36畳間。


■旧大和薬品

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通電。明るくなった1階部分。地下の壁面からグランドレベルにかけ、白の塗装が始まる。


■旧小舩歯科

本日は作業なし。しかし我々は、14日移植する草の手配のために水戸市内の候補地を歩く。


○11日(日)はリノベーションの現場は全ておやすみ。
今日から展示作業が始まった水戸市芸術祭インスタレーション(第8科)の展示を見る。

2004年07月08日

壁が白くなる

■セントラル・ビル(日埜直彦)

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壁が白くなっただけで雰囲気が変わってくる。


日埜さんが今日も現場入りし、終日作業に従事する。クギの頭を打ち込みパテ処理し、目地に白を入れて面塗装。3層塗りを予定する1層目がぬれた壁。部屋ごとに仕上げのニュアンスを変える予定。ま、それよりも、昨日、天井(裏)のすす払いを終え、雑巾がけした天井は明らかにきれいになって、こざっぱり。雰囲気が変わる。


■旧小舩歯科、旧大和薬品
共に現場はおやすみ。明日から両会場とも作業開始。

2004年07月07日

7月7日・七夕の日

■旧小舩歯科(アトリエ・ワン) 

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屋根瓦がはずれ外光が土間に差し込むようになり、明るい開放的空間に室内が変容した。廊下部分が縁側のように見えてくる。


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予定した部分の瓦が外された。

貝島研究室は筑波の大学研究室で7月末に刊行予定で準備を進める水戸市内リサーチ結果のとりまとめと、入稿原稿の制作に没頭する。


■旧大和薬品
作業おやすみ。


■セントラル・ビル
日埜さんが現場に戻る。本日のメインは天井裏のすす払い。そしてマスキング。明日からは塗装工程にはいる予定。1階では大工さんの手で急ピッチにパーティクル・ボードの壁へ貼り込みが行なわれる。

2004年07月06日

7月6日の進捗状況

■旧小舩歯科(アトリエワン)
筑波大学貝島研究室の学生の若き力が炸裂し、室内の解体はガンガン進む。それでも細部のバラシや壁のはつりなど、手を入れる箇所はいっこうに減らない。廃材の山が運び出しても運び出しても築かれていく。その結果、1週間前の状況が嘘のように内部はスッキリ。

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瓦をはがした旧小舩歯科。あっと言う間の作業。明日、野地板を外すと光が土間に差し込む。

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「庭園の家」の展望室となる2階にあがる階段部分。ごらんとおりスッキリ。


■旧大和薬品(青木淳)
大工さんによる内装木工事が完了し、床板をはがす作業が終わったところで、青木さんが現場入り。壁紙のチェック、1階床部分の始末について、そのたもろもろ、現場で決めなければならない事を、スタッフに問いを発しながら手早く処理し、担当の前崎君に指示する。

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精度を求められた壁工事が終わりパテ処理中。床のひずみがなくなり、びしっとした空間になった廊下部分。来週ここに壁紙が貼られる。


■セントラルビル(日埜直彦)
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2階の床を抜いて1階からの吹き抜けにする部分が切り取られる。面白い空間が誕生。

明日から、日埜さんが再び現場には入り、2階のすす払いと大掃除。そしてボードの染め、塗装が始まる。

2004年07月01日

7月1日・小舩歯科解体初日

■旧小舩歯科(アトリエ・ワン)

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残留する新聞や衣類その他を2日間かけて運び出した後の、畳の面が見える旧小舩歯科。


今日から解体を開始。天井を抜き、床を抜く。筑波大学貝島研究室の学生らがあっという間にばらしていく。


■旧大和薬品(青木淳)

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建物のゆがみを修整し精度の高い空間を設える。階段の傾き修正の為のくさびの高さに驚く。一事が万事。下地作りに大工が難儀し追われるのも無理はない。水平垂直がびしっとした箇所を歩くと、どっしとした建物の中を回遊している感覚を覚える。


■森林公園

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この日の午後は、セントラル・ビルに出品展示する石塚隆則氏がインスタレーションに使う「木」の調達のために森林公園に出かける。間伐予定材から希望の枝振りのものを使えることとなる。


■旧小舩歯科

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夕方の小舩歯科。左:ピンクの作業服姿の貝島桃代。右:白のTシャツ姿の日埜直彦