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2004年06月28日

旧小舩歯科の初日

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旧小舩歯科の屋内にのこる諸々のものの撤収作業に着手。コンテナー5杯分を運び出し、初
日完了。床が顔を出す。毎日新聞の取材がはいる。

2004年06月26日

高嶺格の取手リサーチ

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利根川沿いの土手に立ち景色を眺める高嶺。

取手の日。4日に予定するシンポジウムの段取りの打ち合わせ。
高嶺格が招聘コンペ作家として取手の街を初めて訪れる。
スケジュールの合間を縫ってのリサーチ。スタッフの車で早速リサーチ。椿さんと同じコース取り。それでも彼の反応は違い、瞬間的な路線選択が微妙に違う。
リサーチ後、2時間ほど初期作品のビデオを見ながらの講義を聴講する。

2004年06月25日

東京ボート工業の和泉さん

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検品中の東京ボート工業の和泉さん。

東京ボート工業の窓口になってくれた担当者が廃材回収担当者としてセントラルビルの解体で出た廃材をピックアップ兼視察で水戸入り。
このプロジェクトでリノベーションとリサイクルの接点を考える日埜氏にとって、廃材がボードになるプロセスに参加することはとても重要なこと。

2004年06月22日

大和薬品の現場はじまる

大和薬品の現場初日。青木淳建築設計事務所の担当者、前崎君ほか2名が到着。2階の元社長室の天井を剥がし、野地板も撤去する。1階の床の一部がそのまま地下部の駐車場と一体の空間になることが判明。

2004年06月20日

阿野さんの撮影立ち会い

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撮影中の阿野さん。展開図を組み立てながら写真を撮っていた。なんだか良い感じがした。


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アトリエ・ワンが瓦をとってしまうプランを提示している旧小舩歯科の屋根瓦。

カメラマン阿野氏の到着を館で待つ。予定の時間にもう現場に居ますと電話がはいって、あわてて青木淳氏が手がける旧大和薬品に向かう。
22日からここの現場が始まるため、長らく人が入っていない雰囲気の元のままの状況を撮影できるのが今日しかない。
両手を広げた角度の画角の撮影を青木さんが希望していたのを受け、レンズを探していたが、持ち時間がなくなりかけたので、カメラマンの当てがないか相談したら青木さんが阿野さんを紹介してくれた。
彼の住まいは、馬場正尊氏が昨年の夏に企画した日本橋・人形町のリノベーションの散歩に参加したときの最終ポイント。倉庫をリノベーションした空間に住まわれている住人のカメラマンとしてお目にかかり話を聞いた。
阿野さんとの再会は本当に一巡したことを僕に自覚させてくれた。そしてリノベーションの現場を僕が抱えていることも意識した。
旧大和薬品の撮影後、日埜さんのセントラルビル、とアトリエ・ワンの予定物件旧小舩歯科の原形の記録をお願いした。
阿野さんの建築に関するコメントはとても参考になった。
7月31日に開催を予定するオープンハウスの記念シンポジウムの司会を自分はするのだけど、それまでに建築を語るためのタームを身に馴染ませる必要を感じている。

2004年06月18日

東京で日埜さんに会う

東京での会議に出席。
久しぶりに芋洗い坂の事務所に戻っている日埜さんの部屋を尋ね、しばし涼む。
朝方の連絡がカメラマン阿野太一さんに20日に撮影に来てもらうことになったことを伝え、希望の撮影場所と注意点を聞く。

2004年06月16日

セントラルビル3日目

朝8時間から2時間セントラルビルの現場に入って、壁を一つ壊し、着替えて水戸市芸術祭生け花展の活け込み初日の水戸芸術館へ向かう。
午後からは部門会議。来年度以降の事業計画についても協議をする。
夕方戻ってみるとJCの応援部隊が入り、解体・運び出しが一気に進み、様変わりしている。盛り上がりを見せ始めて、良い感じだ。このまま勢いつきたいものだ。

2004年06月15日

セントラルビル2日目

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きれいに掃き掃除を終え、柱が際立って見るようになる。


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6月15日、予定より早く解体が進む。8時間みっちり解体作業に従事。バールの使い方が分かってくる。筑波大学の貝島研究室に依頼している水戸の町並み調査マップの進捗状況を見学に行くはずの神尾さんもそれをキャンセルして現場に残る。
夕方、貝島桃代研究室を訪ねた高橋学芸員も合流し大宴会。完全に労働に酔い、瓶ビールに酔う。一時の至福の時。皆気持ち良くできあがって帰る。
熊倉さんから椿のプロポーザルの件で連絡あり。
アトリエ・ワンの小舩でのプランを受け取る。明日から段取りを組み、予算を組み上げないと。

2004年06月14日

セントラルビル初日

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6畳4部屋と廊下分が一つになった36間分の空間が出現したセントラルビル2階奧部分。


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天井部分を落とし、屋根の合掌部分を露出させる。良い感じでよかった。

6月14日ついにリノベーションプロジェクトの現場が始まる。解体作業着工、セントラルビルの初日。早速、壁の取り壊しにかかる。天井も落とす。日経新聞の取材あり。まだ当方も意図をうまく伝えることができないもどかしさを感じならも縷々説明する。
8時-5時の現場を終えて、ふらふらになりながら「ゆめや」でビール。日埜さんらと祝杯。地元水戸一高出身の日埜さんの母上とお店のマスターが昔なじみであることが判明。
芸術館は薫蒸中で立ち寄ることもなく帰る。

2004年06月13日

椿昇の取手リサーチ2日目

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区画整理されていない三又路に出会い、そこに1/2を見出して椿昇、興奮激写。


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平田五郎自宅前の貴著な空間でカフェを飲む。(左:椿昇、中:平田五郎、左:森司)

地元スタッフからのブリーフィングが終えた頃に遅れて合流。取手市内外周他を調査。まさに1/2の風景が展開する。東京から快速で40分の場所にこのような環境の場所があったとは。すでにロケーションからイメージを受けた椿は、それを確認し紡ぐように移動。夕方には予感が確信に。秀逸なプロポーザルが出てくることだろうと期待し、彼とまたキャッチボールができるかと思うとわくわくする。
途中、やはりプロポーザル招待作家である取手在住の平田五郎自宅に立ち寄り表敬訪問。なんとも豊かな時のなかに過ごしている。

第1次調査を終えた椿さんと4時過ぎにホームで別れる。

2004年06月12日

椿昇・取手・初日

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取手キリン工場の敷地内展示予定地。先ずは御挨拶がわりに真っ先に寄る。

TAP取手で椿昇を出迎え、キリンビール工場内とか市内近隣を視察。その後、カタクラのTAP事務所で椿節炸裂の講義2時間。本人その気があるのかないのか知らないが、アジらせたら天下一品。ブロッブに関してもその利便性を一くさり。語らせたら止まらない。メンバーも感化される。以前、藤浩志をゲストに招いた合宿の時の内容を彼が自らのBLOG日記にアップしている様も紹介。
会場にて懇親会。大いに盛り上がる。場所を移動して二次会。いつながらどこまでいってサービス旺盛な良い先生だ。感謝。

水戸ではアトリエ・ワンの二人が高橋の案内でリノベーションする物件の確認。やはり予定する当初プランに沿った案で考えたいと調査直後の電話連絡で貝島さんから聞く。週明空けには案がでるとのこと。

2004年06月10日

旧大和薬品と旧小舩歯科

10日朝一番で、昨日アトリエ・ワンのプランを携え、使用に関する最終調整をお願いした先方から、使用許可はNGと正式に決まった連絡を受ける。さて、これで振り出しに。早速、部内で緊急会議。リノベーションプロジェクトを立ち上げた一番最初の頃に気がついた物件「旧小舩歯科」を最終調整対象として確認。

11時から2時の予定で青木淳氏による旧大和薬品リノベーションプランを関係者に説明する会を開く。1/10モデルをつかった実写アニメ的構成でリノベーション前と後の空間のイメージを展開し、具体的な作業所作よりも、この建物に関わる際のスタンスというか、とらえ方のニュアンスの説明を受ける。
プロジェクターとの接続テストの際に別の場所の建築プランのCGを見せてもらった。昨年、青森でのアニメーションCGといい、手がけようとする世界観を柔らかく表現する手法に関心。

展覧会としてこれらプレゼンテーションのために準備された映像を一同に見せたらかなり魅力的な展覧会になるだろうなと一人納得。

2時台の列車に乗る青木さんと担当の前崎君が館を出た後、JCの神尾さんを交え、お金のことや物件のことなど意見調整。
悩んでいる暇はないと旧小舩歯科物件オーナーに連絡。3時過ぎなら会ってもらえるとの返事。善は急げと大挙して押しかけ使用のお願いをし、即決の快諾をいただき、鍵も預かって辞す。
その足で物件の再確認。かなり早い時期に候補として俎上にあがっていて、実は建物の中を見ていて、家財道具他の多さに気後れして見送った物件。
何だが「原点に戻る」を実感する。印刷物進行に滑り込みセーフ。これで3物件のトライアングル構想が実現する目処が立つ。今頃と呆れられるかもしれないが、それが現実。さぼっていたわけではありませんよ。

2004年06月08日

アトリエ・ワンの物件確認

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予定する物件の調査中の図


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アトリエ・ワンのお二人。喫茶にてプラン図を作成中の一時。

6月8日午前中、広報物デザインのプレゼンがある。良い感じの進行。
午後、リノベーションを予定する物件をアトリエ・ワンが再検証するために現場入り。その後プランをカフェでまとめてもらう。このプランを携えて、明日、物件管理者との打ち合わせ。

2004年06月03日

全国美術館会議

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6月3日岐阜多治見の岐阜セラミックパークを会場に全国美術館会議が開催された。