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MORI channel|水戸芸術館現代美術センター学芸員・森司によるブログ。学芸員の日常や最新のアートニュースを伝えます。
2005.1.13

進む内装工事

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上:10時頃/左下:18時頃/右下:20時頃


昨日から始まった内装工事で造作している壁の高さは、通常の倍。
当然、仮設壁の施工時間も、やはりバイ。
高さが5.4メートルあると、大工さんたちの登り降りもバイの時間がかかるからだ。
至ってシンプルな計算。コストとも一緒。
遅いワケじゃないけども、いつもより時間がかかって押し気味。


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ミュージアム・ショップには建築関係の書籍が並びはじめる。
思わず数冊まとめて買い込む。
一番はじめに読み始めたのは雑誌。CASAの住宅案内特集号。
建てられたら良いなと思いながら、どこかで自分とは縁遠い話と思いながら見る(毎度のことだけど)。
でも、知った顔の人が出ていて楽しい。


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新聞切り抜き記事のコピーが廻ってきて、青木淳「原っぱと遊園地」の書評を2つ読む。
15日夕方のジュンク堂での青木淳さんのトークのことを思いだし訪ねるべし!
と決心。ならばと、今年開催のベニス・ビエンナーレ日本館コミッショナーを務める笠原さんが企画した「MOTアニュアル2005 life actually 愛と孤独、そして笑い」を見つつ、シューゴアーツの辰野登恵子展を見たりしようと、所要時間を計りながら15日のルートを組み上げる。
晴れてくれるといいな。


夜は、クリテリオム61でお世話になった嵯峨篤さんと「クリテリオムお疲れ様会&アーキグラム展壁塗り監修お世話になります会」。
アーキグラムの会場は、部屋ごとに壁は赤・黄・緑・紫・オレンジと塗り分けられる。
そのための「壁塗り隊」ボランティアは延べ30名。
嵯峨さんに彼らの技術指導をお願いしている。

Posted by 森司 at 08:38 | ATM

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「MUMI クリテリオム61 嵯峨篤」を見た.確かに展示室の壁を磨き上げた今回の作品には,一種異様な迫力がある.しかし,少し残念なところもあった. 今回は展示室の壁面そのものを磨いた『cube on white』とともに,SCAIでの展示作品が大型化された『MUMI』6点が展示さ... [続きを読む]
相対的 from shinya
トラックバック時刻: 2005年01月19日 23:56











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