展覧会が無事オープンし、今日はお休み。午前中、少し体を動かし、午後はアートスケープの編集会議。
アートスケープの前身の活動は、阪神・淡路大震災やオーム・サリン事件があった1995年。つまり、のちに『インターネット元年』と呼ばれる年に始まり、翌1996年にartscapeと改名してからでも今年で10年。そこで、「アートスケープ10周年記念プロジェクトとして何かしよう!」とガヤガヤ。そう言えば「インターネットマガジン」が1994年の9月に創刊されたとか、彼は今どうしているとか、いつしか昔話に(ま、そのうち企画としてまとまることだろう)。
で和やかな会議も終わりエレベータを待っていると、僕の履いている赤い靴が目にとまったらしく話題になる(あれ、うろ覚えだけど履き始めて1年くらいつんじゃないかな)。
昨年一緒にリノベーション・プロジェクトをした水戸青年会議所のメンバーにガンダムフリークの人がいて、一目で赤い靴がなんなのかわかったらしいのだが、しばらく経ってから、遠回しに聞かれた覚えはある。
今日、東京での講演会のために水戸から東京に移動したアーキグラムのメンバーの一人、長身のマイケル・ウェブは僕の赤い靴をストレートに褒めてくれた。たぶんに社交辞令としても、大の大人に「良いね!」と面と向かって言われたのは初めてのことだったな。赤好きの自分としては、「赤い靴」が欲しくて買ったので、シャーもガンダムも知らないだろうマイケルにそう言われたことは僕にはちょっと嬉しいできごとだった。そんな四方山話のブログの日。
これがその靴。ナイキ製深紅のシャー公式グッズ。踵部分にロゴがしっかり入っている。じつはちょっとエンスーンなシューズなのだ。
打ち合わせからの道すがら、愛知万博まであと「60日」の掲示を目にする。家に戻ると、万博関係の手配他で忙殺されていた椿さんが「明日から自分のブログ更新を始めます」と復活宣言をアップされていた。関西に住む椿さんは95年の地震の時に、ネットとメールに急接近し、仕事の環境が激変したこともあり一人でできるサイバーな世界に入り、その可能性を追いかけてきた作家の一人だ。愛知万博のプランも一段落したのだろう。日比野さんも参加するし、他にも多数の作家さんが関わっていることだし、一回は行かないといけないな。いつにしよう。