朝、ホームので『アエラ』をジャケ買いする。表紙はライブドア社長、ホリエモンこと堀江貴文氏。買収劇で今一番話題の彼だ。当然、特集記事を興味を持って読む。そしてそのままページをめくり続け最後間際の「ART BIT ++」のコーナーで、「これは、見ないと!」と写真を目にしてから、寄稿者名を見るとアートスケープ看板ライターの原久子女史。これはこれは。
紹介しているのは、銀座エルメスで開催中のスゥ・ドーホー(Suh DO-Ho、1962年、ソウル生まれ)展の《Reflection》2004年作。
今週中の東京上陸の際に立ち寄りは必須。忘れないようにと手帳に書き込む。
原さんや村田さんの精力的な展覧会巡りのレポートを目にし、しばし反省。リサーチを兼ねた画廊・展覧会巡りは必須なのだが、打ち合わせ主体の動きを優先しがちで、視覚的体験が減っている。いけない。
クリストから「ザ・ゲーツ」のプレス用写真とリリースが届く。現場を展開しながらの、この仕事の早さは、相変わらず。クリストの活動にはアートマネジメントの勘所を学ぶヒントが満載。特にプロジェクトベースの活動を目指したりオーガナイズしたいと思う人には欠かせない。プラン・プロポーザルの提示の仕方、実施までのプロセス、実施と実施後のドキュメント作り(これまでは本とフィルム)。ときどきのリリースの出し方。どれをとっても非の打ち所がない。