日曜日の今日はお休み。午前中、自宅で用を済ませ、午後から東京で幾つか用をこなし足早に帰宅。急ぎのトピックスがないこんな日は、僕が企画する次のクリテリオム作家の紹介に相応しいと勝手に決めた。
クリテリオム63。
会期は4月9日から6月5日まで。つまり「造形集団 海洋堂の軌跡」の期間中だ。
今回は、「さわひらき」さんの未発表および新作ベースでの紹介。昨年暮れから今年1月30日まで開催されていた「Have We Met ? ──見知らぬ君へ」展(国際交流基金フォーラム)に出品参加していたロンドン在住の日本人作家だ。1977年石川県生まれ。アートの教育をロンドンで受けている。2003年10月にオオタファインアーツで紹介されたのが国内初と記憶する。僕はこの時、偶然、画廊に立ち寄り見ているのだが、グッときたのは先のグループ展での展示インスタレーションを見た2回目の時だった。それは『欲しい』と言う衝動だった。でも、あっと言う間に高値になり、今じゃ僕には買えない値段になっている。もっとも、残っている作品もないのだそうだ。どんな作品のラインナップとなるのか、そろそろ聞かなきゃ。
8月の日比野展の前に「クリテリオム63さわひらき」展を4月に行う。そしてゴールデンweekには、EXPO HIBINO展関連の実施プログラムが動き出す。3月にはそのために募集告知の手配もしないと。急ぎながらもゆっくりと準備していられる至福の時はわずかだ。企画から実務への移行期が確実に迫ってきている。