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MORI channel|水戸芸術館現代美術センター学芸員・森司によるブログ。学芸員の日常や最新のアートニュースを伝えます。
2005.2. 2

高校生WEEK

またもや「高校生WEEK」の時がやって来た!今年は2月22日から3月21日。
今年のテーマは『自由喫茶・自由工作』
詳細に入る前に、「高校生WEEK」とはそもそも何か?
ズバリ、高校生と同年代の方を対象にした現代美術ギャラリーへの無料招待月間。
中学生までは通年で無料なのはご存じですよね!!
高校生からは通常料金が展覧会鑑賞のために必要。1回800円。
でも、大丈夫。「HTP」=ハイティーンパスは、対象15才から20才未満のかたが購入できる通年パスでなんと1000円。これで何度でも展覧会を見ることができるのです。元々はこの「HTP」販売促進キャパーんがことの始まり。つなみに「HTP]を卒業した人のためには「おとなパス」2500円が用意されている。何処までも顧客重視の水戸芸術館現代美術センターなのです。


で、この「高校生WEEK」期間に、特別プログラムが組まれて実施されるのです。昨年は日豪交流国際展「リビング トゥゲザー イズ イージー」展開催中だったので、「ゆうかりカフェ」で『なにもしない』がテーマだったんだ。これもとても講評。
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2004年のゆうかりカフェの会場風景


では、現代美術センター教育普及プログラム高校生ウィーク2005『自由喫茶・自由工作』のプログラム等の詳細の説明にはいろう。
2005年のテーマは現代美術ギャラリーで開催中の「アーキグラムの実験建築1961-1974」より引用した "Play and know yourself." 。さまざまな価値観にふれ、自分自身をつくり、出会う場としての美術館の活用を提案!

1. 展覧会の入場無料
学生証・保険証等年齢が証明できるものをお持ちください。なお、高校生であれば年齢は問いません。

2. 交流スペースの開設
水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップルーム
『自由喫茶』セルフサービスの喫茶室です。作品鑑賞の途中休憩などにご利用ください。
期間:2月22日(火)→ 3月21日(月・祝) 時間:15:00→18:00
休館日:月曜日 *ただし、3月21日(月)は開場
入場料:無料(一般のお客様は展覧会入場料に含まれます。)

・お茶飲みイベント(申込不要・自由参加)
美術館に関わるさまざまなゲストの声を聞く会を随時開催していきます。
第1回 3月19日(土)16:00〜17:30  ゲスト:甲高美徳(フリーペーパーMap・i Navi編集長)


『自由工作』(申込不要)・PLUG-IN-CITY 街をつくる工作(おきがるコース)
つくりたい街のプランを考えたり、ジオラマを作ったり時間にあわせてどなたでも気軽にご参加いただけるコーナーです。
期間:2月22日(火)→ 3月21日(月・祝) 時間:15:00〜17:30

・PLUG-IN-CITY 街をつくる工作(じっくりコース、定員制・要申込)
それぞれのアイディアを盛り込んで、交換・移動が可能な街をつくります。アーキグラムの考え方を知り、身近な街の機能や構造を自由にとらえ直し、そのイメージを 100分の1スケールでジオラマ化します。
期間: 3月 5日(土)、6日(日)、12日(土)、13日(日) 時間:15:30〜17:30 定員:10名
対象:高校生以上、上記日程全4回に参加可能な方お申し込み締切日: 3月 1日(火)
お申し込み:水戸芸術館現代美術センター「高校生ウィーク」係Tel. 029-227-8120

sawing「日々の針仕事」(申込不要)
用意してある材料を使って自分だけの作品を制作できます。期間中の毎週水曜日と3月19日(土)は、アーティストの千田美弥子さんとともに「布のこもの」が制作できます。
期間:2月22日(火)〜3月21日(月・祝) 時間:15:00〜17:30

その他のプログラム
・Books「推薦図書館」
アート関連書籍、カタログ、雑誌、写真集などを喫茶室で気軽に読んでいただけます。

・Music
昨年好評だった高校生ウィークオリジナルBGM2005バージョンの ON AIR。

ボランティア活動
作られた企画にお客様として参加するだけでは物足りない、もっと美術館と関わりたいと考える高校生や一般の参加者と共に高校生ウィーク会場制作・運営を行っています。

・「小さな居場所ー椅子のワークショップ」(開催済)
使われなくなった古いイスをリメイクするワークショップ。造形家の前川秀樹氏を招き、2004年12月にアトリエ訪問と制作を行いました。古い木材を活用しイスの天板部分を作る木の風合いを生かした前川氏独特のリメイク法で参加者がそれぞれに完成させたイスは、高校生ウィーク期間中に実際に使用します。

・広報プロジェクト
高校生ウィーク2005のチラシ制作や広報などを、高校生ウィークから巣立った大学生や現役高校生の手によって展開します。

・カフェの運営
カフェの運営を支えるのは、過去の高校生ウィークの参加者をはじめとするボランティアスタッフです。

お問い合わせ
水戸芸術館現代美術センター「高校生ウィーク」係
Tel. 029-227-8120
310-0063 水戸市五軒町 1-6-8

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Posted by 森司 at 23:03 | ATM











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