○今日の1点
彼岸会。
○午後から、TAPフォーラムVOL.2に出席。2部の「アートがまちとできること」ではゲストパナリストとして和多利浩一氏(ワタリウム美術館キュレーター/原宿神宮前地区街づくり協議会 前代表幹事)と佐々木雅幸氏(大阪市立大学大学院創造都市研究科教授/金沢市まちづくり専門委員/文化経済学会理事長)をお迎えした。
お二人の基調講演内容は、15分と進行都合上の理由で持ち時間が短かったこともあり、ぎゅーーーーと濃縮された密度の濃いもの。1995年に和多利さんが「水の波紋」展を主催したとき400人のボランティアさんの手を借りたそうだけど、今ほど「ボランティア」への意識や理解がなかった時代、10年前のことなんだけど、そう思うと時代は確かに動いている。その市民の大きな意識の変化が、創造都市を育む土壌になるとは佐々木先生の弁。つまり、創造的行為への支持を市民がするかどうかに全てがあると帰結できそう。横浜市が今、文化に力をいれているのも、現市長を市民が選出したからであり、まさに市民による選択という民意であると語られる。アート活動に携わる者として、そのことを理解し感謝して、活動を続けよう。
フォーラム終了後、15人のインターンが終了証を熊倉塾長から受け取り1年に渡る研修を終えた。
卒業証書を手に華やぐ塾生のみなさん。その笑顔は頑張った証。