「きむらとしろうじんじん」さんが到着した。(もち、こんな出で立ちじゃなかったけどね。)
9月末の青森から金沢、新潟と移動し、今日、きむらとしろうじんじんさんが水戸に着く。水戸市では2000年に開催してもっているから、5年ぶりの「野点」。今回は11月1日大町(営林署跡地)、3日南町(東水ビル裏)、5日北見町(小沢の滝)、7日大工町(山口楼駐車場)での4回。
「野点」の命とも言える焼立器飲茶美味窯付移動車(=やきたてき やむちゃ びみ かまつきいどうしゃ)を車から降ろしているじんじんさんと話していたら「10年になります。……」とのこと。1995年にはじめ、その3年後の98年に国立パリ美術学院で開かれた『どないやねん展』に参加。その直後に、「ドキュメント2000」のプロパーザル大会の場で初めて会い、浅草でのその日の打ち上げの場で、99年10月下旬に青森での開催を予定していた「トヨタ・アートマネジメント講座」にプログラムゲスト参加してくださいとお願いしたのが知り合った最初だった。なんとも月日の経つのは早い。2005-1995=10年。
数日前、久しぶりに連絡をくれたRogus' Gallery(ログズギャラリー)も10年経つ。彼らには、95年の「ジョンケージのローリーホーリーオーバーサーカス」の時に水戸で走ってもらった。93年にクリテリオム「森口ゆたか」の展示手伝いで来ていた二人(結成したてか、しようとしてたときかは記憶にないけど)を紹介されて、移転する前の「夢屋」さんで飲んでいる時に、彼らがしようとしていた「ガソリンミュージック&クルージング」の話を聞いた。その話を僕から聞いて95年に水戸でとっても素敵な演出で実施したのは、金沢21世紀美術館に行った黒沢伸(当時、教育普及担当者として仕切っていた)だった。今回のログズからの連絡は、企画中の来年2006年秋から1年かけて行うビック「ツアー」に関する相談のためだった。今度彼らが来たときは、移転した新しい「夢屋」で飲むとしよう。
ちなみに94-95年と言えば、僕は「絵画考」(95年4−5月)の準備に一生懸命だった頃だ。