1年に1日だけ開催する展覧会の10回目(最終回)に出かける。いつものように駅から美術館に向かう人の列に圧倒される。今回は夕方から21時まで。主である藤本由起夫さんは、終わりのないサイン会(それ事態がパフォーマンスのようにさえみる)を、する羽目に。何も展示のない茶室に騒ぐことなく、多数の来館者が作品のように集う。9/10がデュシャンを彷彿とされたとしたら、今回の10/10はさしずめジョンケージかな。そんな感想を抱えて、帰路につく。久しぶりの日帰り大阪。
児玉画廊にも寄り、森千裕展も見たし、中原広大の新作も見た。駆け足ながら充実した1日。あと、ヤノベケンジとも打ち合わせをすることができた。