人民広場で朝から太極拳ならぬ隊列の訓練にみっちり励む一群の気合の入った声が響く。
宿から徒歩で上海美術館につながる人民広場内のスターバックスでコーヒーを飲み目覚め、上海ビエンナーレ会場である上海美術館に向かう。
第6回上海ビエンナーレのテーマは「超設計=ハイパー・デザイン」(「9月5日から11月5日。つまりほとんど駆け込み組み鑑賞者)は、「デザインと想像」「日常生活の実践」「未来の歴史構築」の3カテゴリーで構成されている。朝2時間お昼を挟んで午後2時間。しっかりした展覧会でじっくりと楽しむことができる。アメリカンスクールらしき一群の子供たちが鑑賞レポートノートを手にわいわいいいながら見ている。会場に居る限り上海にいることを忘れてしまう。
遺跡から発掘されたかのように見えるものの、良く見ると見慣れたアイコンが刻み込まれている。やるなぁ〜。
1階から4階まで並ぶ作品を見、隣の美術館の展示も堪能し、夕刻部屋に戻り一休み。蟹粉小籠が昨日の夕食だったが、今宵も軽く汁ソバで済ませる。
食後の腹ごなしの散歩にタクシーで出向いた外難(バンド)にて凧が空に舞う姿に遭遇。
明日は、釜山に向けて移動。