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MORI channel|水戸芸術館現代美術センター学芸員・森司によるブログ。学芸員の日常や最新のアートニュースを伝えます。
2006.12.12

「夏への扉―マイクロポップの時代」広報物納品

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夏への扉―マイクロポップの時代のポスターが納品となる。めでたしめでたし。ぐっと展覧会がまじかに迫っている感覚がリアルに増す。

ポスターの納品後、検品し、刷り上りを確認。定例部門会議があり、引き継き小さな会議をして遅めのランチ。戻ってあれやこれやしている間に4時が迫る。ここ数年来、茨城大学での集中講義を担当していて、冬の時期にそれが当たる。その初日が今日。5限目は4時20分から。館から車であたふたと出かけ、まぁ講義をし、戻り、ここの数日すれ違いの続いたベルリン在住の「夏への扉」展出品作家に電話をし、この間メールでやり取りしていことの確認をする。やはり最後は言葉を交わさないといけない。間違いを回避するための鉄則。その後、また小さな会議に出て21時近くに仕事を終える。佐藤卓展のサイトを担当している旧知のトムが取材のため水戸泊まり。彼がスタッフと食事をして和んでいる場所に合流し、じつに他愛もない会話で笑う。楽しい時間をしばしともにし旧友を暖め、終電に乗る。

青森の長谷川の御仁が諸般都合で日記を休載するとの宣言が、年の暮れらしく総括とともに今日出ていた。こもるらしい。
■業務連絡:了解です。いい本を書いてください。期待してます。当方、業務多忙につき、10日までに雪の青森を訪ねることができず失礼しました。脱稿後の復帰楽しみにしております。前回の二学期とともに復帰したタイミングの鮮やかさには惚れ惚れしました。当方は復帰の期を逸し、出遅れました。今月は順調です、脱稿すべき原稿が山ほどあるせいかもしれません。あたしも本当はモードを切り替え、こもる必要があるのですが、状況がそれを許さず、打ち合わせの日々を過ごしております。お体おきをつけください。以上)
あわせて書いておくと、長谷川日記同様に欠かさずチェックする楽しみな藤浩志ブログは、ちょと油断すると数日前の写真がそっくり入れ替えられて拡充していたり、加筆修正されていたりと侮れない。油断大敵なブログであると同時にそのサプライズがとても楽しい。ブログでのドキュメントの可能性を試している感覚なのだろうと思う。

Posted by 森司 at 00:38 | 雑記帳











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