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顕神の夢 ─幻視の表現者─ 村山槐多、関根正二から現代まで
2023年06月01日号
非合理的で直接的な経験が表現者にとってかけがえのないモチベーションとなり得ることは確かです。
それはある種の宗教的な体験に似ていますが、宗教以前のものであり、宗教のもととなる出来事とも解釈できます。
表現者たちは、訪れたヴィジョンをたよりに、自己を超えた名状し難い「何か」を捉えるべく身を焦がす思いで制作します。
「何か」へのあこがれや思慕は、漠とした信仰心の発露ともいえます。 しかし、描けば描くほど、作れば作るほど、その「何か」は、表現者の手からすり抜け別のものとなり替わってしまいます。そのため、彼らは向こうから「何か」がやってくるのを待つしかありません。本展ではこのような心情を仮に「顕神の夢」と名付けてみました。…
本展は、今までモダニズムの尺度により零れ落ち、また、十分に評価されなかった作品に光をあてます。また、すでに評価が定まった近代の作品や、批評の機会を待つ現代の作品を、新たな、いわば「霊性の尺度」でもって測りなおすことにより、それらがもつ豊かな力を再発見、再認識する試みです。[美術館サイトより]
川崎市岡本太郎美術館
地域 | 関東・甲信越 |
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会場 | 川崎市岡本太郎美術館 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内 |
会期 | 2023年4月29日(土・祝)~6月25日(日) |
入場料 | 一般=1,000(800)円 高大生・65歳以上=800(640)円 *( )内は20名以上の団体料金 *中学生以下無料 *身体障害者手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料 |
休館日 | 月曜日 |
開館時間 | 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで) |
問い合わせ先 | TEL:044-900-9898 |
主催 | 川崎市岡本太郎美術館、顕神の夢展実行委員会 |
公式サイト | https://www.taromuseum.jp/exhibition.html |